特許
J-GLOBAL ID:201103010412582194
非水電解質二次電池用負極材及び非水電解質二次電池用負極材の製造方法並びにリチウムイオン二次電池
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
好宮 幹夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-086914
公開番号(公開出願番号):特開2011-222151
出願日: 2010年04月05日
公開日(公表日): 2011年11月04日
要約:
【課題】初回効率及びサイクル耐久性が従来よりも優れた珪素酸化物系負極材を、工業的規模でも安全かつ容易に量産(製造)可能な非水電解質二次電池用負極材の製造方法を提供する。【解決手段】SiOx(x=0.5〜1.6)で表される酸化珪素と、粒子径が50nm以下の珪素が原子オーダー及び/又は微結晶状態で珪素酸化物に分散した構造を有するSi:O=1:0.5〜1.6の珪素-珪素酸化物系複合体との少なくともいずれか一方からなる粉末の表面に、有機物ガス及び/又は蒸気の雰囲気下、温度800°C以上1300°C以下での熱CVD処理によって被覆量を粉末に対して1〜40質量%となるように炭素を被覆し、炭素被覆後の粉末と水素化リチウム及び/又は水素化リチウムアルミニウムを混合した後、温度200°C以上800°C以下で加熱して、粉末に対してのドープ量が0.1〜20質量%となるようにリチウムを炭素被覆後の粉末にドープする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
非水電解質を用いる二次電池用の負極材であって、少なくとも、粒子径が0.5〜50nmの珪素が原子オーダー及び/又は微結晶状態で珪素酸化物に分散した構造を有するSi/Oのモル比が1/0.5〜1.6の珪素-珪素酸化物系複合体と、該珪素-珪素酸化物系複合体の表面に該珪素-珪素酸化物系複合体に対しての被覆量が1〜40質量%で被覆された炭素被膜とからなり、
少なくとも前記珪素-珪素酸化物系複合体に対するドープ量が0.1〜20質量%でリチウムがドープされ、かつCu-Kα線のX線回折において2θ=35.8±0.2°のSiCに帰属されるピーク強度I(SiC)と、2θ=28.4±0.2°のSiに帰属されるピーク強度I(Si)の比I(SiC)/I(Si)が、I(SiC)/I(Si)≦0.03の関係を満たすものであることを特徴とする非水電解質二次電池用負極材。
IPC (4件):
H01M 4/48
, H01M 4/38
, H01M 4/587
, H01M 4/36
FI (6件):
H01M4/48 101
, H01M4/38 Z
, H01M4/58 103
, H01M4/36 A
, H01M4/36 C
, H01M4/36 E
Fターム (24件):
5H050AA07
, 5H050AA08
, 5H050AA19
, 5H050BA16
, 5H050BA17
, 5H050CA02
, 5H050CA05
, 5H050CA08
, 5H050CA09
, 5H050CA11
, 5H050CB02
, 5H050CB07
, 5H050CB11
, 5H050EA09
, 5H050FA17
, 5H050FA18
, 5H050GA02
, 5H050GA16
, 5H050GA24
, 5H050GA27
, 5H050HA01
, 5H050HA02
, 5H050HA13
, 5H050HA14
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