特許
J-GLOBAL ID:201103010516328036
電磁波発振素子
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
細田 益稔
, 青木 純雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-173316
公開番号(公開出願番号):特開2011-059670
出願日: 2010年08月02日
公開日(公表日): 2011年03月24日
要約:
【課題】テラヘルツ波をパラメトリック発振させる素子において、結晶の外部へと取り出し得る強度を向上させるのと共に、結晶表面にプリズムやグレーティングなどのテラヘルツ波取り出し光学手段を設ける必要をなくすることである。【解決手段】ポンプ波3とアイドラー波4とからパラメトリック効果によって0.1THz〜3THzの周波数を有する電磁波を発振する素子を提供する。本素子は、支持基板13、非線形光学結晶のZ板からなる発振基板11、および支持基板と発振基板とを接合する接着層12を備える。発振基板11は、上面11a、底面11fおよびポンプ波が入射する入射面11cを備える。発振基板11が、ポンプ波3およびアイドラー波4が底面11fと平行に伝搬したときに、パラメトリック効果によって発振する電磁波7に対してカットオフとなる厚さを有する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
ポンプ波とアイドラー波とからパラメトリック効果によって0.1THz〜3THzの周波数を有する電磁波を発振する素子であって,
支持基板、
非線形光学結晶のZ板からなる発振基板であって、上面、底面、および前記ポンプ波が入射する入射面を備えている発振基板、
および前記支持基板と前記発振基板とを接合する接着層を備えており、
前記接着層の前記ポンプ波に対する屈折率が、前記発振基板の前記ポンプ光に対する屈折率よりも小さく、前記発振基板が、前記ポンプ波および前記アイドラー波が前記底面と平行に伝搬したときにパラメトリック効果によって発振する前記電磁波に対してカットオフとなることを特徴とする、電磁波発振素子。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
2K002AA04
, 2K002AB12
, 2K002BA04
, 2K002CA03
, 2K002DA05
, 2K002FA29
, 2K002HA21
引用特許:
審査官引用 (1件)
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電磁波発振素子
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-173367
出願人:日本碍子株式会社
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