特許
J-GLOBAL ID:201103011389527420

沸騰水型原子力発電所

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): ポレール特許業務法人 ,  小川 勝男 ,  田中 恭助 ,  佐々木 孝
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-369690
公開番号(公開出願番号):特開2003-167088
特許番号:特許第3984038号
出願日: 2001年12月04日
公開日(公表日): 2003年06月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】 炉心に燃料集合体が備わる原子炉圧力容器(RPV)と、該RPVを全体的に包み、かつRPVから放射性物質が放出されても、その放射性物質が外部に漏れないように封ずる気密容器としての機能を有する原子炉格納容器(PCV)と、復水貯蔵タンクと、圧力抑制プールと、前記RPV、前記復水貯蔵タンク、および前記圧力抑制プールを連通し、かつ水等の流体を流通する配管と、非常時に前記RPV内の圧力を下げるように作動する自動減圧系(ADS)とを有し、前記配管が破断して前記RPV内の炉心を冷却する水量が通常運転中に想定される過渡変化の範囲を越えて減少するような非常時には、前記RPVに注水して前記炉心を冷却する非常用炉心冷却システム(ECCS)が備えられる沸騰水型原子力発電所において、 前記ECCSは、前記RPVに注水するポンプを夫々1台づつ備える3つの系統を有し、かつ各ポンプの駆動電源はそれぞれ独立した3区分の別電源系とし、前記3つの系統のうち、少なくとも2系統には前期RPVに注水される冷却水を冷やす熱交換器を備え、 前記ECCSは、1系統を高圧系とし、残り2系統を低圧系とし、高圧系には高圧仕様のポンプを、低圧系には低圧仕様のポンプを用い、 前記高圧系のECCSによるRPV内への注水は、RPV内の圧力が通常運転中の圧力に等しいときでも可能とし、前記低圧系のECCSによるRPV内への注水は、RPV内の圧力が通常運転中の1/2以下で可能とし、前記ADSが作動する条件は、「前記RPV内水位が規定値よりも低く」あるいは「前記RPVを格納する前記PCV内(ドライウェル)の圧力が規定値よりも高く」、しかも「前記低圧系ECCSが起動している」ときに成立することを特徴とする沸騰水型原子力発電所。
IPC (1件):
G21C 15/18 ( 200 6.01)
FI (2件):
G21C 15/18 P ,  G21C 15/18 R
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特開平2-032294
  • 特開昭57-113395
  • 沸騰水型原子炉設備
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-037955   出願人:株式会社日立製作所
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審査官引用 (13件)
  • 特開平2-032294
  • 特開平2-032294
  • 特開昭57-113395
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