特許
J-GLOBAL ID:201103011466444745

積層成形装置による発泡成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-181256
公開番号(公開出願番号):特開2011-031535
出願日: 2009年08月04日
公開日(公表日): 2011年02月17日
要約:
【課題】金型キャビティの樹脂発泡圧力の変動に影響されることなく、リンク節や型厚調節機構の隙間の影響を解消して、確実な金型キャビティの拡大が可能で、発泡倍率、気泡径や製品肉厚にバラつきのない高品質な発泡成形品を得ることができる積層成形装置による発泡成形方法を提供する。【解決手段】固定盤側に複数の射出ユニットを有し、型締機構で可動盤を型開閉させ、固定盤と可動盤とに相対する面に異なる製品キャビ金型を取り付け、固定盤と可動盤間で、型開閉方向に型開閉動作と連動した移動と、任意の移動位置での停止および回転とが可能な機構を有する回転盤を配設した積層成形装置において、回転盤を移動させる独立した駆動装置で、発泡成形時の型開き動作に連動して、回転盤で可動盤を型開き方向に押動させる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
少なくとも2個の射出ユニットと、前記射出ユニットが脱着可能に配設され、それぞれの前記射出ユニットから、少なくとも2種類の製品キャビティに樹脂遮断開放切替弁を有する独立した樹脂流路が形成された製品コア金型と、前記製品コア金型が取り付けられた固定盤と、前記固定盤から突設された複数のタイバーと、ダミープレートが取り付けられ、前記タイバーに案内され、型締機構により前記固定盤に対して型開閉方向に進退自在に配設された可動盤と、からなり、 前記製品コア金型と前記ダミープレートとに相対する面に、異なる形状を有した製品キャビ金型がそれぞれ取り付けられ、前記固定盤と前記可動盤間で、前記可動盤の型開閉方向に前記可動盤の型開閉動作と連動した移動動作と、任意の移動位置での停止と、前記任意の移動位置での回転動作と、が可能な回転盤を有し、 前記型締機構による前記可動盤の型開閉動作と、これに連動する前記回転盤の移動動作と、前記回転盤の任意の位置における回転動作と、による、少なくとも2種類の異なる前記製品キャビティの切替えと、少なくとも2個の前記射出ユニットからそれぞれの前記製品キャビティに溶融樹脂を射出充填することと、により、少なくとも2種類の樹脂を積層成形させ、 前記可動盤と前記回転盤とを連結可能な機構により一体化し、 前記回転盤の移動動作を、前記可動盤が前記固定盤に対して進退する型開閉ストローク範囲内で、独立した駆動装置で行い、前記任意の移動位置における前記回転盤の回転動作を独立した駆動装置で行う積層成形装置において、 前記製品キャビティに発泡剤を含む溶融樹脂を充填し、前記充填後に前記回転盤と前記可動盤とを一体で型開き方向に移動させて前記製品キャビティを拡大して成形する発泡成形品の成形時において、 前記製品キャビティの拡大に連動して、前記回転盤の移動動作を行う前記独立した駆動装置により、前記回転盤で前記可動盤を押動することを特徴とする積層成形装置による発泡成形方法。
IPC (4件):
B29C 45/00 ,  B29C 45/14 ,  B29C 45/16 ,  B29C 45/04
FI (4件):
B29C45/00 ,  B29C45/14 ,  B29C45/16 ,  B29C45/04
Fターム (9件):
4F206AB02 ,  4F206AD20 ,  4F206AG03 ,  4F206JA04 ,  4F206JB12 ,  4F206JB22 ,  4F206JC01 ,  4F206JC09 ,  4F206JQ81

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