特許
J-GLOBAL ID:201103012062017661

二軸破砕機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-124460
公開番号(公開出願番号):特開2011-251203
出願日: 2010年05月31日
公開日(公表日): 2011年12月15日
要約:
【課題】破砕されずに破砕刃の間に詰まった異物の排出動作を効率良く行うことのできるようにした二軸破砕機を提案すること。【解決手段】二軸破砕機1Aは、破砕室2内の高速側の破砕軸5の側方に異物排出用の開口部9が形成され、ここには、上スクレーパ15および下スクレーパ17が配置されている。開口部9の下側部分は下スクレーパ17と一体となって回動する隔壁板19によって封鎖されている。異物排出時には上下のスクレーパ15、17を掻き取り位置15A、17Aから退避位置15B、17Bに移動させる。隔壁板19は開口部9の下側を封鎖した破砕軸5の側から斜め下方に傾斜した異物排出位置19Bに移動する。上スクレーパ15と隔壁板19の間を取って異物が排出される。異物排出後は上下のスクレーパ15、17、隔壁板19を元の位置に戻すことにより、開口部9が実質的に封鎖された状態に戻る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1破砕刃が所定間隔で固定された高速回転側の第1破砕軸と、第2破砕刃が所定間隔で固定された低速回転側の第2破砕軸と、前記第1、第2破砕刃が相互に入り組んだ状態となるように前記第1、第2破砕軸が平行に配置されている破砕室とを有する二軸破砕機において、 前記破砕室における前記第1破砕軸の側方に開口している異物排出用の開口部と、 前記開口部の上端縁側に配置され、前記第1破砕軸の前記第1破砕刃の間に入れ込み可能な櫛歯状の刃先部分を備えた上スクレーパと、 前記開口部の下端縁側に配置され、前記第1破砕軸の前記第1破砕刃の間に入れ込み可能な櫛歯状の刃先部分を備えた下スクレーパと、 前記上スクレーパの刃先部分が前記第1破砕刃の間に入れ込んだ掻き取り位置および、前記刃先部分が前記第1破砕刃の外方に退避した退避位置に切り替わるように、前記上スクレーパを移動させる上スクレーパ移動手段と、 前記下スクレーパを、その刃先部分を前記第1破砕刃の間に入れ込んだ状態に保持する下スクレーパ保持手段とを有し、 前記掻き取り位置にある前記上側スクレーパによって前記開口部が実質的に封鎖され、前記上スクレーパを前記退避位置に移動させると、前記開口を介して、前記第1、第2破砕刃の間に破砕されずに詰まった異物の排出が可能になることを特徴とする二軸破砕機。
IPC (3件):
B02C 18/00 ,  B02C 18/14 ,  B02C 18/16
FI (3件):
B02C18/40 103Z ,  B02C18/14 B ,  B02C18/16 Z
Fターム (7件):
4D065CA12 ,  4D065CB02 ,  4D065CC01 ,  4D065CC08 ,  4D065DD19 ,  4D065DD22 ,  4D065DD24
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 廃棄物破砕装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-356172   出願人:川崎重工業株式会社
  • 複合二軸破砕機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-141478   出願人:新日本溶業株式会社
  • ロータ剪断式破砕機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-206383   出願人:株式会社栗本鐵工所
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