特許
J-GLOBAL ID:201103012555006057

ダイカスト鋳造装置及びダイカスト鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 矢野 寿一郎 ,  正津 秀明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-289319
公開番号(公開出願番号):特開2011-125920
出願日: 2009年12月21日
公開日(公表日): 2011年06月30日
要約:
【課題】迅速かつ正確に注湯可能なダイカスト鋳造装置及びダイカスト鋳造方法を提供する。【解決手段】ラドル100を具備する鋳造装置1、及びそれを用いた鋳造工程S1であって、ラドル100は、溶湯Mを収容する収容部110と、収容部110の溶湯Mを注出するための注ぎ口となる円筒状の注湯部120とを含み、注湯部120の内周面における鉛直方向下側、及び鉛直方向上側には、それぞれ注湯部120の径方向内側に向けて突出する突起部121・122が互いに対向して設けられ、突起部121・122は、溶湯Mの流動方向における上流側から下流側に向かうに従って、徐々に注湯部120の周方向の一方に位相変位しつつ、徐々に注湯部120の軸方向断面における突起部121・122の断面形状が拡大し、注湯部120の径方向内側に向かうに従って、徐々に細く、かつ徐々に前記突起部121・122それぞれの位相変位方向に湾曲するように形成される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
内部にキャビティが形成される金型と、 筒状に形成され、その内部空間が前記キャビティに連通し、前記内部空間と外部とを連通する給湯口を有するスリーブと、 溶湯を収容する収容部と、当該収容部に収容される溶湯を注出するための注ぎ口となる注湯部とを含み、当該注湯部側へ傾けることで前記溶湯を前記注湯部から前記スリーブの給湯口に向けて注出して前記スリーブの内部に供給するラドルと、 前記スリーブの内部に摺動可能に設けられ、当該スリーブの内部に供給された溶湯を前記キャビティに向けて射出するプランジャと、 を具備するダイカスト鋳造装置であって、 前記ラドルの注湯部は、前記収容部と連続するように外方へ突出する円筒状に形成され、 前記注湯部には、前記溶湯が前記注湯部を通過して当該注湯部から注出される際に、前記溶湯を前記注湯部における周方向に回転させる回転手段が設けられるダイカスト鋳造装置。
IPC (1件):
B22D 17/30
FI (2件):
B22D17/30 B ,  B22D17/30 A

前のページに戻る