特許
J-GLOBAL ID:201103013122773440

測色変換係数算出方法と測色画像変換方法、及び、測色変換係数算出装置と測色画像変換装置、並びに、測色変換係数算出プログラム又は測色的撮像プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-371137
公開番号(公開出願番号):特開2001-186540
特許番号:特許第4529210号
出願日: 1999年12月27日
公開日(公表日): 2001年07月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 分光反射率が異なる複数の色票を同一の面上に配した標準板を、分光特性を求めたい照明光が照射する空間内の所望する位置に設置し、該標準板の複数の色票を撮像系により撮像した画像データを用いて、該標準板を照射する照明光の分光特性を推定し、 推定した該分光特性と撮像系の分光感度特性と被写体の分光特性から、該空間の照明下で撮像された任意の画像データを測色値へ変換する変換係数を算出する方法であって、 (イ)前記標準板上の各色票に対応する撮像応答値を前記画像データから抽出し、抽出した全ての撮像応答値Rijを列成分とする応答値ベクトルrを作成して目的変数とする目的変数作成ステップ; (ロ)前記目的変数作成ステップの前後いずれかの順序で行うか、あるいは該目的変数作成ステップと並行して行い、 照明光の分光特性を複数の色票から得られる撮像応答値ベクトルRijの数nより小さい次数dで表現するための基底関数bk(λ)を列の成分とするd列の基底関数行列Bを異なる複数の照明光の種類毎に保持し、前記基底関数行列Bと、前記標準板上の異なる複数の色票の分光反射率sj(λ)および前記撮像系の分光感度特性Ci(λ)の各波長の成分における積を成分とする行列との積として説明変数行列Tを照明光の種類毎に作成する説明変数行列作成ステップ; (ハ)前記応答値ベクトルrを目的変数とし、前記照明光の種類毎に作成した説明変数行列Tと、照明光分光特性を基底関数の線形結合で表すための重みベクトルwとの積で表し、最適化法を施し、照明光の種類を適切に選択することにより最適な重みベクトルwを算出する分析ステップ; そして、 (ニ)前記最適な重みベクトルwと、前記(ハ)で選択した最適な照明光を用いた基底関数行列Bの積から前記標準板を照射する照明光の分光特性eを算出する変換ステップ; によって前記照明光の分光特性を推定し、 次いで、 (ホ)前記照明光の分光特性eと、前記撮像系の分光感度特性Ci(λ)と、被写体の分光特性を特定の次元で表現するための基底関数から第二の説明変数を作成する第二の説明変数作成ステップ; (ヘ)前記第二の説明変数作成ステップの前後いずれかの順序で行うか、あるいは該第二の説明変数作成ステップと並行して行い、前記照明光の分光特性eと人の視感度特性Ch(λ)と、被写体の分光特性を特定の次元で表現するための基底関数から第二の目的変数を作成する第二の目的変数作成ステップ; (ト)前記第二の目的変数と第二の説明変数とを用いて最適化法を施すことにより、撮像応答値を測色値表現する測色変換行列Mを得る測色値表現分析ステップ; 前記(イ)〜(ハ)、及び(ニ)〜(ト)のステップを行なうこと、 を特徴とする測色変換係数算出方法。
IPC (6件):
H04N 9/64 ( 200 6.01) ,  H04N 9/04 ( 200 6.01) ,  G01J 3/52 ( 200 6.01) ,  G06T 7/00 ( 200 6.01) ,  H04N 1/60 ( 200 6.01) ,  H04N 1/46 ( 200 6.01)
FI (6件):
H04N 9/64 R ,  H04N 9/04 B ,  G01J 3/52 ,  G06T 7/00 100 A ,  H04N 1/40 D ,  H04N 1/46 Z
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (4件)
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引用文献:
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