特許
J-GLOBAL ID:201103013405995954

ガラスの製造及び製品への処理のための保護コーティング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 柳田 征史 ,  佐久間 剛
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-503984
公開番号(公開出願番号):特表2011-516392
出願日: 2009年04月07日
公開日(公表日): 2011年05月26日
要約:
発明は、ガラスシートの表面を保護する態様でコーティングするためにアクリル樹脂材料の水溶液を用いて輸送及び/または処理中にガラス表面を保護する方法に向けられる。アクリル樹脂保護コーティングは、pH≧9の水溶液を用いてガラス上にコーティング溶液を浸漬塗布、ローラー塗布またはスプレー塗布することで、施される。コーティングは次いでオーブン内で硬化、乾燥またはベークされる。続いて、ガラスシートは罫書きされ、以降の処理、例えば滑らかなエッジを形成するためのエッジ研削加工及びガラスの表面に穴のような開口を形成するためのドリル加工/ミリング加工のための、個々の製品ガラスブランクに分割される。製品ガラスの処理が完了すれば、コーティングを除去するためのpH≧12の水溶液を用いて、保護コーティングを除去することができ、あるいはコーティングを除去することができるエンドユーザに製品ガラスを出荷することができる。
請求項(抜粋):
製品ガラスを作製する方法において、 ガラスシートを形成する工程、 形成後の前記ガラスシートに保護コーティング材料を塗布する、前記形成されたガラスシートの表面を保護する工程であって、前記コーティング材料は前記ガラスシートにpH≧9の水溶液として塗布されるアクリル樹脂材料及びメタクリル樹脂材料からなる群から選ばれる工程、 前記ガラスシート上の前記保護コーティングを硬化させる工程、 製品ブランクを形成するために前記ガラスシートを罫書く工程及び前記罫書きマークに沿って前記ガラスシートを割り取る工程、 前記ガラスシートのエッジを仕上げ、よって製品ガラスを作製する工程、及び 前記製品ガラスから前記硬化した保護コーティングを除去する工程、 を含み、 前記方法が、前記製品ガラスの表面から屑またはかき傷を除去するための、ラッピング工程、研削工程または研磨工程を含まない、 ことを特徴とする方法。
IPC (1件):
C03C 17/32
FI (1件):
C03C17/32 A
Fターム (4件):
4G059AA08 ,  4G059AC16 ,  4G059FA15 ,  4G059FB04

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