特許
J-GLOBAL ID:201103013547453563

ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレ-トの連続製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-113442
公開番号(公開出願番号):特開平11-322680
特許番号:特許第3009666号
出願日: 1999年04月21日
公開日(公表日): 1999年11月24日
請求項(抜粋):
【請求項1】 化学式(II)の化合物:;;化1::(ここで、Aは直鎖または分岐鎖を有するC1-C5アルキレン基であり、R2およびR3は各々C1-C4アルキル基を表し、互いに同一でも異なっていてもよい)と、化学式(III)の化合物:;;化2::(ここで、R1は水素原子またはメチル基であり、R4は1個または2個の炭素原子を有する直鎖アルキル基である)とを、エステル交換反応触媒としてのテトラアルキルチタネートの存在下且つ少なくとも一つの重合抑制剤の存在下で、撹拌反応器内で反応させ、反応中に化合物(III)-R4OH共沸混合物を連続的に除去して、化学式(I):;;化3::(ここで、A、R1、R2およびR3は上記定義のもの)で表されるジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートを連続的に製造する方法において、エステル交換反応触媒をテトラブチル、テトラエチルおよびテトラ(2-エチルヘキシル)チタネートからなる群の中から選択し、反応を撹拌反応器内で90-120°Cの温度で行い、次いで、下記操作を行うことを特徴とする方法:(a) 所望の重質エステル(I)と、軽質物としての化合物(II)および未反応の軽質エステル(III)と、重質物としての触媒、重合抑制剤および重質反応生成物とを含む反応粗混合物を減圧下の第1蒸留塔(C1)に送り、この第1カラム(C1)で蒸留を行って、1) 触媒を含まないか、ほとんど含まず、重質物を少量成分として含む、基本的に重質エステル(I)と軽質物とからなる留分をカラム頂部から取り、2) 一部の重質エステル(I)および触媒を少量成分として含む、基本的に重質物からなる留分をカラム底部から取り、次いで、(b) 第1蒸留塔(C1)の頂部からの留分を減圧下の第2蒸留塔(C2)へ送り、そこで蒸留を行って、1) 重質エステル(I) を少量成分として含む、軽質物留分を頂部で取り、2) 軽質物、重質反応生成物および痕跡量の重合抑制剤を含む重質エステル(I)を底部から取り、(c) 第2蒸留塔(C2)の底部からの留分を減圧下の第3蒸留塔(C3)へ送り、そこでを精留が行って、所望の重質エステル(I)を頂部から取り、基本的に重合抑制剤からなる成分を底部から取る。
IPC (5件):
C07C 213/06 ,  B01J 31/12 ,  C07C 213/10 ,  C07C 219/08 ,  C07B 61/00 300
FI (5件):
C07C 213/06 ,  B01J 31/12 X ,  C07C 213/10 ,  C07C 219/08 ,  C07B 61/00 300

前のページに戻る