特許
J-GLOBAL ID:201103013795614050
加圧流動焼却炉の運転方法及び加圧流動焼却炉設備
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
特許業務法人山田特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-296790
公開番号(公開出願番号):特開2011-137575
出願日: 2009年12月28日
公開日(公表日): 2011年07月14日
要約:
【課題】自立切替段階の処理を自動化してオペレータの状況判断を不要にすると共に、燃焼用空気の流量や圧力の変動を抑制する。【解決手段】流動床を有する加圧流動焼却炉と、 燃焼用空気を圧送する過給機2と、 空気供給及び過給機2の起動に用いる回転数制御の起動用ブロワ49とを有し、 過給機2のコンプレッサ2bから加圧流動焼却炉へ供給される燃焼用空気の流量を測定する流量計26と、 過給機2のコンプレッサ2bの入口空気圧力を測定する圧力計50と、 起動用ブロワ49から圧力計50までの空気供給流路13から分岐して直接外気に連通する外気側空気供給流路14に備わる空気吸込弁24と 流量計26の測定値に基づいて起動用ブロワ49の回転数を制御する流量指示調節計52と、 圧力計50の測定値に基づいて空気吸込弁24の開度を制御する圧力指示調節計57とを有する制御装置を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
流動床を有する加圧流動焼却炉と、該加圧流動焼却炉で生じた排ガスにより燃焼用空気を圧送する過給機と、前記加圧流動焼却炉の燃焼開始時の空気供給及び前記過給機の起動に用いる回転数制御の起動用ブロワとを備える加圧流動焼却炉の運転方法であって、
前記加圧流動焼却炉を運転起動する燃焼開始時に前記起動用ブロワの運転を開始し、前記過給機のコンプレッサへ燃焼用空気を押し込み、コンプレッサ出口の燃焼用空気流量の測定値に基づき、起動用ブロワの回転数を調整して燃焼用空気の流量を第一の所定の流量設定値に到達させる送風開始段階と、
燃焼用空気の流量を第一の所定の流量設定値に到達させた後に、可燃性廃棄物及び/または補助燃料の導入により加圧流動焼却炉を昇温・昇圧し、加圧流動焼却炉で生じた排ガスエネルギーにより過給機のタービン回転に駆動力を付与し、更にコンプレッサ出口の燃焼用空気の流量の測定値に基づき、起動用ブロワの回転数を調整して前記加圧流動焼却炉へ導入する燃焼用空気の流量を第二の所定の流量設定値になるよう制御する昇温・昇圧段階と、
前記加圧流動焼却炉の燃焼により排ガス量が増加し、排ガスエネルギーによる前記タービンの駆動に応じてコンプレッサが搬送する燃焼用空気量が前記第二の所定の流量設定値に近づいた結果、前記コンプレッサの入口空気圧力が規定値以下になった際に、起動用ブロアとコンプレッサとの間の空気供給流路から分岐して直接外気に連通する外気側空気供給流路に備わる空気吸込弁を前記コンプレッサの入口空気圧力計測値に応じて開いて外気を吸い込み、前記空気吸込弁が所定開度以上を所定時間保持した後に起動用ブロワの停止を行う自立切替段階と、
前記起動用ブロワの停止後に前記過給機を排ガスのみで駆動して、前記加圧流動焼却炉へ導入される燃焼用空気量として前記第二の所定の流量設定値を確保する通常運転段階と、を備えることを特徴とする加圧流動焼却炉の運転方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (7件):
3K064AA11
, 3K064AB03
, 3K064AC06
, 3K064AC13
, 3K064AD08
, 3K064AE01
, 3K064BA24
前のページに戻る