特許
J-GLOBAL ID:201103014269576264

ポリプロピレンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平1-145285
公開番号(公開出願番号):特開平3-012409
特許番号:特許第2797445号
出願日: 1989年06月09日
公開日(公表日): 1991年01月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】(A-1)金属マグネシウムと水酸化有機化合物、マグネシウムの酸素含有有機化合物からなる群より選んだ少なくとも1員と、電子供与性化合物と、チタンの酸素含有有機化合物とを含有する均一溶液に、少なくとも1種のハロゲン化アルミニウム化合物を反応させ、得られた固体生成物に、さらに電子供与性化合物と、ハロゲン化チタン化合物を反応させて得られる固体複合体と、(A-2)周期表の第I a,II a,II b,III bおよびIV b族金属の有機金属化合物から選んだ少なくとも1種と、(A-3)電子供与性化合物とから成る混合分散液に、50°C以下の温度にて、該固体複合体1g当たり0.1-100gの炭素数3以上のα-オレフィンを吸収させて得られる固体触媒成分と、(B)成分として、周期表の第I a,II a,II b,III bおよびIV b族金属の有機金属化合物の群から選んだ少なくとも1種と、(C)成分として、電子供与性化合物とからなる触媒を用いてプロピレンを多段階で重合することからなり、一方の工程において極限粘度[η]Hが1.5-5.5のポリプロピレンの製造割合RHが20-80重量%であり、もう一方の工程において極限粘度[η]Lが0.4-2.5のポリプロピレンの製造割合RLが20-80重量%であり、かつ、1≦([η]H-[η]L)/RH≦10を満足し、また、それぞれの工程で得られるポリプロピレンのキシレン可溶分XYと極限粘度[η]がXY≦-0.3×[η]+3.0であることを特徴とするポリプロピレンの製造方法。
IPC (2件):
C08F 4/658 ,  C08F 10/06
FI (2件):
C08F 4/658 ,  C08F 10/06

前のページに戻る