特許
J-GLOBAL ID:201103015572399509

新規キナーゼ阻害剤足場の迅速なスクリーニングおよび同定のための蛍光標識またはスピン標識キナーゼ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 平木 祐輔 ,  藤田 節 ,  新井 栄一 ,  田中 夏夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-519082
公開番号(公開出願番号):特表2011-528560
出願日: 2009年07月23日
公開日(公表日): 2011年11月24日
要約:
本発明は、キナーゼの活性化ループ中に天然に存在するか、もしくはその中に導入された、遊離チオールもしくはアミノ基を有するアミノ酸部位で、(a)その環境における極性変化に対して感受性であるチオールもしくはアミノ反応性フルオロフォア;または(b)チオール反応性スピン標識、アイソトープもしくはアイソトープ富化されたチオールもしくはアミノ反応性標識で標識されたキナーゼであって、該フルオロフォア、スピン標識、アイソトープもしくはアイソトープ富化された標識が、キナーゼの触媒活性を阻害せず、キナーゼの安定性に干渉しない、前記キナーゼに関する。本発明はさらに、本発明のキナーゼを用いてキナーゼ阻害剤をスクリーニングする方法、キナーゼ阻害剤のリガンド結合の速度および/または解離の速度を決定する方法ならびにキナーゼ阻害剤のスクリーニングにとって好適な突然変異キナーゼを作製する方法に関する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
キナーゼの活性化ループ中に天然に存在するか、もしくはそこに導入された、遊離チオールもしくはアミノ基を有するアミノ酸部位で、 (a)その環境中の極性変化に対して感受性のチオールもしくはアミノ反応性フルオロフォア;または (b)チオール反応性スピン標識、アイソトープもしくはアイソトープ富化されたチオールもしくはアミノ反応性標識、 で標識されたキナーゼであって、 前記フルオロフォア、スピン標識、アイソトープもしくはアイソトープ富化された標識が、前記キナーゼの触媒活性を阻害せず、その安定性に干渉しない、前記キナーゼ。
IPC (9件):
C12N 9/12 ,  C12Q 1/48 ,  A61K 45/00 ,  A61P 43/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 35/02 ,  G01N 33/15 ,  G01N 33/50 ,  C12N 15/09
FI (9件):
C12N9/12 ,  C12Q1/48 Z ,  A61K45/00 ,  A61P43/00 111 ,  A61P35/00 ,  A61P35/02 ,  G01N33/15 Z ,  G01N33/50 Z ,  C12N15/00 A
Fターム (24件):
2G045AA40 ,  2G045DA20 ,  2G045FB01 ,  2G045FB07 ,  2G045FB12 ,  2G045JA01 ,  4B024AA01 ,  4B024AA11 ,  4B024BA10 ,  4B024GA25 ,  4B050CC04 ,  4B050DD11 ,  4B050FF11E ,  4B050FF14E ,  4B050LL01 ,  4B063QA01 ,  4B063QR07 ,  4B063QS31 ,  4B063QX02 ,  4C084AA17 ,  4C084NA14 ,  4C084ZB262 ,  4C084ZB272 ,  4C084ZC202
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • BCR-ABL BINDING MODES OF DASATINIB,IMATINIB AND NILOTINIB:AN NMR STUDY
  • NMR BACKBONE ASSIGNMENT OF A PROTEIN KINASE CATALYTIC DOMAIN BY A COMBINATION 以下備考

前のページに戻る