特許
J-GLOBAL ID:201103016473223403
モデル推定装置、音源分離装置、それらの方法及びプログラム
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
中尾 直樹
, 中村 幸雄
, 義村 宗洋
, 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-028985
公開番号(公開出願番号):特開2011-164467
出願日: 2010年02月12日
公開日(公表日): 2011年08月25日
要約:
【課題】音源分離装置において、音源数が未知であっても動作し、周波数成分間のパーミュテーションの問題を生ずることなく音源分離を可能とする。【解決手段】周波数領域変換部が各マイクにおける時間領域での観測信号をそれぞれ周波数領域の観測信号スペクトルに変換し、位相差計算部が各マイクにおける観測信号スペクトルの位相差(マイク間位相差)を計算し、モデル推定部が前記観測信号スペクトルをスペクトルの分布を示すスペクトル確率モデルに、前記マイク間位相差を位相差の分布を示す位相差確率モデルに、それぞれ逐次当てはめ、各確率モデルを評価する所定の評価関数を用いて信号抽出に適した各確率モデルのモデルパラメタと各音源の存在確率を計算する。この各確率モデルのモデルパラメタと各音源の存在確率を用いて有効音源を抽出し、当該有効音源に対応するマスクを用いて前記観測信号スペクトルを前記有効音源ごとに分離する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
混合された複数の音源からの信号を複数個のマイクで観測し、混合された各信号を抽出するモデル推定装置であって、
各マイクにおける時間領域での観測信号をそれぞれ周波数領域の観測信号スペクトルに変換する周波数領域変換部と、
各マイクにおける観測信号スペクトル間の位相差(以下、「マイク間位相差」という。)を計算する位相差計算部と、
前記観測信号スペクトルをスペクトルの分布を示すスペクトル確率モデルに、また、前記マイク間位相差を位相差の分布を示す位相差確率モデルに、それぞれ逐次当てはめ、各確率モデルを評価する所定の評価関数を用いて、信号抽出に適した各確率モデルのモデルパラメタを計算するモデル推定部と、
を備えるモデル推定装置。
IPC (2件):
FI (3件):
G10L21/02 201D
, G10L21/02 203Z
, H04R1/40 320A
Fターム (1件):
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
音源分離定位方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-331185
出願人:国立大学法人東京大学
前のページに戻る