特許
J-GLOBAL ID:201103016519298497

青果物の鮮度評価方法および鮮度評価用プライマーセット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 平木 祐輔 ,  藤田 節 ,  深見 伸子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-117512
公開番号(公開出願番号):特開2011-244692
出願日: 2010年05月21日
公開日(公表日): 2011年12月08日
要約:
【課題】青果物の鮮度に関連した遺伝子を同定し、該遺伝子の発現を検出することによって、青果物の鮮度を迅速かつ簡便に評価する手段を提供すること。【解決手段】サブトラクションクローニングにより得られた貯蔵前後で発現量に差のある遺伝子から鮮度マーカー遺伝子を同定し、被検青果物試料から調製したcDNAを鋳型として同定した鮮度マーカー遺伝子をPCR法により増幅し、得られた増幅産物のパターンを解析して、該被検青果物の鮮度を評価する方法、ならびに同定した鮮度マーカー遺伝子を増幅できるオリゴヌクレオチドで構成される青果物の鮮度評価用プライマーセット。【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下の工程を含む、青果物の鮮度評価方法。 (1) 鮮度評価対象の青果物を貯蔵して経時的にサンプリングした試料から全RNAを抽出し、cDNAを合成する工程 (2) 貯蔵開始時点でサンプリングした試料のcDNAと鮮度が低下した時点でサンプリングした試料のcDNAについて、サブトラクションクローニング法により発現量に差のある遺伝子を濃縮した遺伝子ライブラリーを調製する工程 (3) 該ライブラリーの遺伝子について、貯蔵開始からの遺伝子発現の経時的変化をノーザンブロット法により解析する工程 (4) ノーザンブロット法により得られた発現パターンに基づいてグループ分けする工程 (5) 異なるグループに分類された遺伝子の中から選択した2種以上の遺伝子をPCR法により増幅し、異なる長さの増幅断片が得られる遺伝子を該青果物の鮮度マーカー遺伝子として同定する工程 (6) 被検青果物試料から調製したcDNAを鋳型として上記鮮度マーカー遺伝子をPCR法により増幅し、得られた増幅産物のパターンに基づいて、該被検青果物の鮮度を評価する工程
IPC (2件):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/09
FI (2件):
C12Q1/68 A ,  C12N15/00 A
Fターム (13件):
4B024AA07 ,  4B024AA11 ,  4B024DA20 ,  4B063QA01 ,  4B063QA05 ,  4B063QQ04 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR32 ,  4B063QR56 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QX02
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • 日本農芸化学会大会講演要旨集, (2009), p.79(2P0632B)
審査官引用 (1件)
  • 日本農芸化学会大会講演要旨集, (2009), p.79(2P0632B)

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