特許
J-GLOBAL ID:201103016576064982
移動体通信システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
高橋 省吾
, 稲葉 忠彦
, 村上 加奈子
, 中鶴 一隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-121589
公開番号(公開出願番号):特開2011-250159
出願日: 2010年05月27日
公開日(公表日): 2011年12月08日
要約:
【課題】 あらかじめ中継装置が固定されていない状況において、基地局と移動する無線端末の通信を中継する中継装置を適切な位置に移動させることで、通信環境の変動に強い移動体通信システムを得る。【解決手段】 複数の無線端末と基地局、及び移動可能な中継装置を有する移動体通信システムにおいて、基地局は現在の中継装置の位置から次に中継装置が移動することのできる範囲を算出し、無線端末及び自己の位置から、中継装置の移動可能範囲内において通信を中継するために最適な移動先情報を予測し、中継装置は予測した移動先情報を元に、その予測位置まで移動して中継を行うようにした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
自己位置情報を通報しながら移動する複数の無線端末と、
前記無線端末と情報の授受を行う基地局と、
前記無線端末と前記基地局との間の通信を中継し、自己位置情報を取得するとともに、取得した自己位置情報を通報しながら移動可能な中継装置と、
を備えた移動体通信システムであって、
前記基地局は、
前記無線端末や前記中継装置との間で無線信号を授受する送受信部と、
自己位置情報を取得する自己位置取得部と、
前記中継装置の移動可能な範囲を算出する位置算出部と、
前記送受信部を介して前記中継装置から通報された前記無線端末及び前記中継装置の自己位置情報を得るとともに、前記位置算出部により算出された前記中継装置の移動可能な範囲から、最適な中継装置の位置を移動先情報として算出する演算部と、
を具備し、
前記位置算出部は、現在時間における前記中継装置の位置情報から一定時間後の移動可能範囲を算出し、
前記演算部は、現在時間における前記無線端末及び前記基地局の位置情報と、前記無線信号のレベル、及びデータ誤り発生頻度に基づき、前記位置算出部にて算出された前記中継装置の移動可能範囲内において、一定時間内で最もデータ伝送速度が高く且つデータ誤り発生頻度が低くなると予測される移動先情報を算出し、当該算出した移動先情報を、前記送受信部を介して前記中継装置に送出する、
ことを特徴とする移動体通信システム。
IPC (4件):
H04W 84/00
, H04W 16/26
, H04W 64/00
, H04B 7/15
FI (4件):
H04Q7/00 621
, H04Q7/00 231
, H04Q7/00 500
, H04B7/15 Z
Fターム (16件):
5K067AA22
, 5K067BB01
, 5K067BB21
, 5K067DD20
, 5K067EE02
, 5K067EE06
, 5K067EE10
, 5K067FF03
, 5K067HH21
, 5K067JJ52
, 5K072AA29
, 5K072BB13
, 5K072BB25
, 5K072BB27
, 5K072CC02
, 5K072DD16
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