特許
J-GLOBAL ID:201103017053530315
サプライチェーン効率化支援方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-212955
公開番号(公開出願番号):特開2011-065224
出願日: 2009年09月15日
公開日(公表日): 2011年03月31日
要約:
【課題】製品の販売計画に変動が生じても資材の欠品による製品の欠品を防止でき、且つ生産終了する時点での資材等の廃棄ロスの最小化を図ることができるサプライチェーン効率化支援方法を提供する。【解決手段】複数の工場の製品について、工場単位のサプライチェーンモデルで、シミュレーションを行い、製品の欠品を起こすことなく、工場単位で生産終了時の資材等の余剰在庫の廃棄費用が最小となる安全在庫数と物流ルートの導出をするステップと、工場単位のサプライチェーンモデルを統合したサプライチェーンモデルで、複数の製品間で共通で使用される共通資材について、シミュレーションを行い、製品の欠品を起こすことなく、工場間全体で生産終了時の共通資材の余剰在庫の廃棄費用が最小となる安全在庫数と物流ルートを導出するステップと、を有し、前記ステップでの一連の処理が所定の期間毎の周期で行われることを特徴とする。【選択図】図5
請求項(抜粋):
使用する資材に共通の資材を含み複数の工場で生産される製品の販売の販売計画と製品の調達の需要計画とが、将来の見込み情報(フォーキャスト情報)から確定情報へと移行する際に変動が生じることがある資材の調達から生産工程を経て顧客に至る複数の業務からなる前記製品のサプライチェーンの効率化を図るサプライチェーン効率化支援方法であって、
前記サプライチェーンを、工場単位でモデル化したサプライチェーンモデルと、前記工場単位のサプライチェーンモデルを統合し、統合したサプライチェーンモデルとをコンピューター上に設定するステップと、
前記サプライチェーンにおける前記製品の、単位期間の期首の前記販売計画、前記販売計画に基づく前記需要計画、前記需要計画に基づく生産計画を作成して各計画情報として格納手段に格納するステップと、
前記製品のライフサイクルでの、前記期首を起点とした生産終了までの残りの期間の需要を予測し、残需要予測情報として格納手段に格納するステップと、
前記資材を資材調達側に供給するサプライヤーでの、前記資材及び前記資材に用いる原材料の在庫数、前記資材と前記原材料の対象となる製品の情報、原材料生産終了情報、調達契約情報を基にサプライヤー情報を作成し格納手段に格納するステップと、
前記製品のアフターサービスに用いられるサービスパーツの需要を想定して補給部品計画情報を策定し、格納手段に格納するステップと、
ERP(Enterprise Resource Planning)パッケージに格納された製品情報、生産情報、物流ルート情報、資材情報、資材調達条件情報、及び販売、需要、生産の各計画情報を基に、シミュレーションデータ作成手段でシミュレーションデータを作成し、前記格納手段に格納するステップと、
前記工場単位のサプライチェーンモデルで、前記シミュレーションデータ、前記残需要予測情報、前記サプライヤー情報、前記補給部品計画情報に基づき、コンピューター上で、工場単位のシミュレーションを行い、前記生産計画において、前記製品の欠品を起こすことなく、生産終了時の工場及びサプライヤーでの前記資材と前記原材料の余剰在庫の廃棄費用の合計が最小となる資材、原材料の安全在庫数と物流ルートの選定を導出するステップと、
前記統合したサプライチェーンモデルで、前記製品間で共通で使用される共通資材について、前記工場単位のシミュレーションで導出された情報、前記残需要予測情報、前記サプライヤー情報、前記補給部品計画情報に基づき、コンピューター上でシミュレーションを行い、前記製品の欠品を起こすことなく、生産終了時の工場及びサプライヤーでの前記共通資材の、余剰在庫の廃棄費用が最小となる安全在庫数と工場間の移動数と工場間の物流ルートとを導出するステップと、を有し
前記ステップでの一連の処理が、所定の期間毎の周期で行われることを特徴とするサプライチェーン効率化支援方法。
IPC (3件):
G06Q 10/00
, G06Q 50/00
, G06F 19/00
FI (3件):
G06F17/60 170E
, G06F17/60 108
, G06F19/00 110
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