特許
J-GLOBAL ID:201103017134809268

生物試料からPrPresを精製する方法とその応用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中島 三千雄 ,  神戸 典和 ,  池田 治幸
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-531471
特許番号:特許第3913473号
出願日: 1999年02月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 生物試料から異常な形態のプリオンタンパク質(PrPres)を精製する方法であって、 (1)前記生物試料を、30秒から2時間の間、80°Cよりも低い温度において、該生物 試料の重量の1/4〜4倍の量で少なくとも1種類の界面活性剤を含むバッファA を用いてインキュベーションし、更にそれに先立ち、その後に、またはそれと同時 に、プロテアーゼを用いてインキュベーションすることによって、懸濁液S1を得 る工程と、 (2)かかる(1)で得られた懸濁液S1に対して、その懸濁液S1をマイクロエマルジ ョン又はマイクロサスペンションとすることによって清澄化させるために適した量 において、(i)ブタン-1-オール、ブタン-2-オール、2-メチルプロパン-1-オール、イソプロパノール及びペンタノールからなる群より選択されたC3 〜 C6 アルコール、又は(ii)(a)イソプロパノール及びペンタノール、(b)エタノール及びヘキサノール、(c)ブタノール及びペンタノール、(d)プロパノール及びヘキサノール及び(e)プロパノール及びペンタノールの各組合せからなる群より選択されたアルコール混合物からなる、前記PrPresを可溶化するこ となく、懸濁液S2を形成し得るバッファBを、加える工程と、 (3)残渣を形成するために、かかる(2)の工程で得られた懸濁液S2を遠心分離する 工程と、 (4)得られた残渣を、(i)0.1%〜5%の間の濃度[バッファCの体積に基づく(w /v)]の、前記(1)で定義された界面活性剤、(ii)0.1M〜8Mの間の濃 度のカオトロピック剤、及び(iii)上記(i)で定められる化合物と上記(ii)で 定められる化合物との混合物からなる群より選択される少なくとも1種類の化合物 を含むバッファCに、室温〜100°Cの間の温度において、可溶化させる工程と、 を必須的に含むことを特徴とする方法。
IPC (4件):
C07K 1/14 ( 200 6.01) ,  C07K 14/47 ( 200 6.01) ,  G01N 33/53 ( 200 6.01) ,  G01N 33/68 ( 200 6.01)
FI (4件):
C07K 1/14 ,  C07K 14/47 ,  G01N 33/53 D ,  G01N 33/68
引用文献:
審査官引用 (3件)

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