特許
J-GLOBAL ID:201103017689589506
ポリエステルの製造方法およびそれを用いたフィルム
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-204947
公開番号(公開出願番号):特開2011-052190
出願日: 2009年09月04日
公開日(公表日): 2011年03月17日
要約:
【課題】低屈折率、熱安定性に優れたポリエステルを効率よく製造する方法であって、得られたポリエステルを多層積層フィルムとした際に、光弾性係数が小さく、光反射性に優れたフィルムを提供する。【解決手段】脂環族ジカルボン酸を含むジカルボン酸成分およびジオール成分とをエステル交換反応し、次いで重縮合反応して、ポリエステルを製造するに際して、アルカリ金属化合物(A)の存在下でエステル交換反応せしめるとともに、エステル交換反応後に脂環族ジオール、リン化合物(B)、およびチタン化合物(C)を順次添加し、次いで重縮合反応することを特徴とするポリエステルの製造方法。但し、示差走査熱量測定によるガラス転移点温度:65〜90°C、ナトリウムD線での屈折率:1.500〜1.570、ゲル化率:10%以下、(A)の金属元素量:5〜200ppm、(B)の金属元素量:10〜300ppm、(C)の金属元素量:3〜100ppm。【選択図】なし
請求項(抜粋):
脂環族ジカルボン酸を含むジカルボン酸成分およびジオール成分とをエステル交換反応し、次いで重縮合反応して、下記(1)〜(3)の特性を満足するポリエステルを製造するに際して、アルカリ金属化合物(A)の存在下でエステル交換反応せしめるとともに、エステル交換反応後に脂環族ジオール、リン化合物(B)、およびチタン化合物(C)を順次添加し、次いで重縮合反応することを特徴とするポリエステルの製造方法。
示差走査熱量測定によるガラス転移点温度:65〜90°C・・・(1)
ナトリウムD線での屈折率:1.500〜1.570・・・(2)
ゲル化率:10%以下・・・(3)
(ゲル化率とは、ポリエステルを酸素濃度1%下、280°C×2.5時間の条件で加熱処理した後のオルト-クロロフェノール不溶分量の全体に対する割合である。)
(A)の金属元素量:5〜200ppm(対ポリエステル)
(B)の金属元素量:10〜300ppm(対ポリエステル)
(C)の金属元素量:3〜100ppm(対ポリエステル)
IPC (3件):
C08G 63/40
, C08G 63/85
, B32B 27/36
FI (3件):
C08G63/40
, C08G63/85
, B32B27/36
Fターム (32件):
4F100AK41A
, 4F100AK42B
, 4F100BA02
, 4F100BA08
, 4F100EH20
, 4F100GB41
, 4F100JN06
, 4F100JN18
, 4J029AA03
, 4J029AB04
, 4J029AD07
, 4J029AD10
, 4J029AE03
, 4J029BA03
, 4J029BF30
, 4J029CB05A
, 4J029CB06A
, 4J029CC06A
, 4J029CD03
, 4J029JA091
, 4J029JB131
, 4J029JC571
, 4J029JF041
, 4J029JF321
, 4J029KB02
, 4J029KB05
, 4J029KB22
, 4J029KB25
, 4J029KC04
, 4J029KE02
, 4J029KE08
, 4J029KE15
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