特許
J-GLOBAL ID:201103017694700741

内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 英樹 ,  高田 守 ,  大西 秀和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-059247
公開番号(公開出願番号):特開2011-190771
出願日: 2010年03月16日
公開日(公表日): 2011年09月29日
要約:
【課題】この発明は、スカベンジ状態から復帰するときに、新気の吹き抜けを抑制し、触媒を過剰な昇温から保護すること目的とする。【解決手段】エンジン10は、VVT38、過給機40及びWGV46を備える。ECU60は、加速運転時にバルブオーバーラップ量を増大させることにより、吸入空気が筒内から排気通路20に吹き抜けるスカベンジ状態を実現し、加速性能を向上させる。また、定常運転時には、バルブオーバーラップ量を目標値まで減少させた非スカベンジ状態において、WGV46の開弁制御を実行する。そして、スカベンジ状態から非スカベンジ状態に復帰するときには、バルブオーバーラップ量が目標値に収束するまでWGV46の開弁制御を禁止する。これにより、バルブオーバーラップ量が十分に減少する前に、WGV46が開弁して新気の吹き抜けが促進されるのを防止することができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気バルブと排気バルブの両方が開弁状態となる期間の長さであるバルブオーバーラップ量を可変に設定するオーバーラップ可変機構と、 内燃機関の排気通路に設けられたタービンと吸気通路に設けられたコンプレッサとを有し、排気圧を利用して吸入空気を過給する過給機と、 前記過給機のタービンをバイパスして流れる排気ガスの量を調整するウェイストゲートバルブと、 吸入空気が筒内を介して前記排気通路に吹き抜けるスカベンジ状態が実現されているときに、前記オーバーラップ可変機構により前記バルブオーバーラップ量を所定の目標値まで減少させ、内燃機関の運転状態を前記スカベンジ状態から非スカベンジ状態に復帰させるスカベンジ復帰手段と、 前記非スカベンジ状態において、前記ウェイストゲートバルブを開弁側に駆動する開弁制御を実行するウェイストゲートバルブ開弁制御手段と、 前記スカベンジ状態から非スカベンジ状態に復帰するときに、前記バルブオーバーラップ量が前記目標値に収束するまで前記開弁制御を禁止し、前記バルブオーバーラップ量が前記目標値に収束してから前記開弁制御を許可する開弁制御禁止手段と、 を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
IPC (4件):
F02B 37/18 ,  F02D 13/02 ,  F02D 23/00 ,  F02B 37/12
FI (4件):
F02B37/12 301A ,  F02D13/02 J ,  F02D23/00 P ,  F02B37/12 302Z
Fターム (32件):
3G005DA02 ,  3G005EA16 ,  3G005FA35 ,  3G005GB28 ,  3G005HA09 ,  3G005HA13 ,  3G005HA18 ,  3G005JA12 ,  3G005JA16 ,  3G005JA24 ,  3G005JA36 ,  3G005JA39 ,  3G005JA45 ,  3G005JA51 ,  3G005JA53 ,  3G005JB02 ,  3G092AA02 ,  3G092AA11 ,  3G092AA18 ,  3G092DA09 ,  3G092DA12 ,  3G092DB03 ,  3G092EA14 ,  3G092FA20 ,  3G092HA01Z ,  3G092HA13Z ,  3G092HA16Z ,  3G092HD01Z ,  3G092HD05Z ,  3G092HE03Z ,  3G092HE08Z ,  3G092HF09Z

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