特許
J-GLOBAL ID:201103017831433284
回転伝動機構
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
栫 生長
, 田代 茂夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-154474
公開番号(公開出願番号):特開2011-012688
出願日: 2009年06月30日
公開日(公表日): 2011年01月20日
要約:
【課題】簡明な構造で,二つの回転部材間の回転伝動効率性,回転変動応答性,及び衝撃緩衝性にすぐれた回転伝動機構を提供する。【解決手段】内側回転部材1と外側回転部材2を有する本発明の回転伝動機構では,歯合する羽根11,羽根21間,内側回転部材1の外周面,外側回転部材2の内周面,及び両側板4の内壁で囲われた回転方向側の空部に接して,エラストマー3を配置している。本発明では,このように配置されたエラストマー3の弾性変形のみを利用し,二つの回転部材間の速度変化にともなう衝撃を緩衝するとともに,吸収,蓄積エネルギーを回転運動エネルギーに効率よく転化する。その結果,駆動側のエネルギーを従動側に伝える回転伝動効率,駆動側の変化に伴う回転変動応答性,衝撃緩衝性がともに向上する。加えて,エラストマー3のみで,両回転部材を相互に支承,構造が簡明で保守も容易である。【選択図】図2
請求項(抜粋):
複数の外向羽根を有する内側回転部材と、外向羽根に歯合する複数の内向羽根を有する同心の外側回転部材とを備え、内側回転部材と外側回転部材のいずれか一方が駆動側で他方が従動側である回転伝動機構であって、外側回転部材の両側に内側回転部材から独立した側板を備え、外向羽根は外側回転部材の内周面と接触せず、内向羽根は内側回転部材の外周面と接触せず、両回転部材の内外周面と両各羽根間と両側板間で構成される回転方向側の各空部に、エラストマーが空部を構成する四囲の内壁に実質的に接して分散配置されており、該エラストマーを介してのみ内側回転部材の外周上に外側回転部材を支持するとともに、駆動側回転部材の回転を従動側回転部材に伝達することを特徴とする回転伝動機構。
IPC (6件):
F16D 3/68
, F16D 3/12
, F16H 1/06
, F16H 7/02
, F16F 15/136
, F16F 15/12
FI (6件):
F16D3/68
, F16D3/12 A
, F16H1/06
, F16H7/02 Z
, F16F15/136 A
, F16F15/12 R
Fターム (12件):
3J009DA11
, 3J009EA04
, 3J009EA05
, 3J009EA21
, 3J009EA32
, 3J009EA43
, 3J009FA30
, 3J049AA02
, 3J049BB19
, 3J049BE02
, 3J049BH01
, 3J049CA10
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