特許
J-GLOBAL ID:201103018060196427

波長分割多重伝送ネットワークにおけるパス端切替による障害回復方式及び伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-009825
公開番号(公開出願番号):特開2000-209244
特許番号:特許第3241337号
出願日: 1999年01月18日
公開日(公表日): 2000年07月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】 リング状に接続される複数の波長分割多重伝送装置(以下伝送装置)から構成され、前記複数の波長分割多重伝送装置の任意の区間に任意の物理波長より構成される通信路(以下光波パス)を双方向に設定することができるとともに、通常使用される光波パス(以下現用光波パス)に対して該現用光波パスに障害が発生した場合に迂回路として使用される光波パス(以下予備光波パス)が少なくとも1つ以上定められており、通常時には、前記予備光波パスに割り当てられるネットワーク資源が必要に応じて任意の付加的あるいは補助的利用を目的とした光波パス(以下ET光波パス)を設定するためのネットワーク資源として使用可能であり、障害時に現用光波パスから予備光波パスに切り替えるためのパス切替制御情報を転送するシグナリングチャネルあるいはシグナリングチャネルを多重したシグナリングパスが伝送装置間に設定されている波長分割多重伝送ネットワークにおけるパス端切替による障害回復方式において、各伝送装置は、所定の光波パスを終端する伝送装置が、該光波パスの信号受信状態によって障害を検出する光波パス終端処理機能と、前記現用光波パスの障害を検出したときにその予備光波パスに切り替えるパス切替機能と、前記パス切替機能によるパス切替のための制御情報を前記シグナリングチャネルを用いて交換するシグナリング処理機能を有し、現用光波パスに障害が発生した場合に、この障害が発生した現用光波パス(以下障害光波パス)の障害を検出した終端伝送装置(以下障害検出伝送装置)が、複数の予備光波パスから使用可能な1あるいは複数の予備光波パスを選択し、障害光波パスの他の終端点となる伝送装置(以下障害光波パス対向伝送装置)と、該予備光波パス設定にあたり使用の停止が必要なET光波パスの両端の伝送装置(以下ET光波パス終端伝送装置)に対して使用可能として選択された該予備光波パス情報を含むパス切替要求情報を通知し、ET光波パス終端伝送装置は、パス切替要求情報を受信するとET光波パスの使用を停止し、前記障害光波パス対向伝送装置がパス切替要求情報を受信すると、選択予備光波パスを一つに決定し、パス切替を実行した後、決定した予備光波パス情報を含むパス切替要求応答情報を前記ET光波パス終端伝送装置と前記障害検出伝送装置に通知し、ET光波パス終端伝送装置は、パス切替要求応答情報を受信すると、決定された予備光波パス情報を参照し、設定された予備光波パスと自伝送装置が終端するET光波パスがネットワーク資源を共有していた場合にはそのネットワーク資源を決定された予備光波パスに割り当て、ET光波パスの使用を再開し、パス切替応答情報を受信した障害検出伝送装置は、前記パス切替応答情報に記載された予備光波パスにパス切替を行うことによって光波パス単位に障害回復することを特徴とする波長分割多重伝送ネットワークにおけるパス端切替による障害回復方式。
IPC (2件):
H04L 12/437 ,  H04L 12/42
FI (2件):
H04L 12/437 P ,  H04L 12/42 B

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