特許
J-GLOBAL ID:201103018073022410

筆記具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 藤本 英介 ,  神田 正義 ,  宮尾 明茂 ,  馬場 信幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-086792
公開番号(公開出願番号):特開2011-218578
出願日: 2010年04月05日
公開日(公表日): 2011年11月04日
要約:
【課題】空気の巻き込みを無くして、ペン先からのインク漏れを確実に防止でき、ペン先のゴミが発生することなくインクタンク交換が容易にでき、かつインクタンクが可撓して残量確認が容易な筆記具を提供する。【解決手段】筆記具は、ペン芯10を筆記対象物に押圧することによりインクタンク12内のインクをペン芯10に供給するものである。 前記インク供給機構14は、ペン芯10と共に前後動しかつペン芯10を収容空間部22に連通する連通路20aが形成された前ピストン体20と、内部が収容空間部22であってその収容空間部22がインクタンク12側に連通する後ピストン体24と、前記前ピストン体20の連通路20aに配設した、ペン芯10側から収容空間部22側にインクが逆流するのを防止するための逆止弁26と、前記後ピストン体24の収容空間部22に配設した、収容空間部22からインクタンク12側にインクが逆流するのを防止するための弁体28とを有している。【選択図】図2
請求項(抜粋):
先端側にペン芯を取り付け、かつ、後端側にインク消費に伴い可撓するインクタンクを取り付けたインク供給機構を有する筆記具であって、 インク供給機構は、インクタンク内から流入したインクを収容空間部に一旦収容し、その収容空間部内のインクがインクタンク内に戻ることを規制してペン芯側にのみ送る機能を有し、 前記インク供給機構は、ペン芯と共に前後動しかつペン芯を収容空間部に連通する連通路が形成された前ピストン体と、内部が収容空間部であってその収容空間部がインクタンク側に連通する後ピストン体と、前記前ピストン体の連通路に配設した、ペン芯側から収容空間部側にインクが逆流するのを防止するための逆止弁と、前記後ピストン体の収容空間部に配設した、収容空間部からインクタンク側にインクが逆流するのを防止するための弁体とを有し、 前記前ピストン体の連通路が前記収容空間部に連通した状態で前ピストン体および後ピストン体同士を相対移動可能に摺接させて、前ピストン体が後ピストン体に対して後退・前進することにより、前記収容空間部内の容積を減少・増大させるようにし、 前記収容空間部内の容積の減少によって逆止弁が開状態かつ弁体が閉状態になって、前記収容空間部内のインクがペン芯側に流れるようにし、一方、前記収容空間部内の容積の増大によって、逆止弁が閉状態かつ弁体が開状態になり、インクタンク内のインクが収容空間部内に流入するようにしたことを特徴とする筆記具。
IPC (1件):
B43K 8/02
FI (1件):
B43K8/02 B
Fターム (5件):
2C350GA04 ,  2C350KA07 ,  2C350KC05 ,  2C350KD02 ,  2C350KD09

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