特許
J-GLOBAL ID:201103018130633323
質量分析データ処理方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人京都国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-015195
公開番号(公開出願番号):特開2011-203239
出願日: 2011年01月27日
公開日(公表日): 2011年10月13日
要約:
【課題】イメージング質量分析により収集された膨大なデータに基づいて、生体試料の組織構造などを把握するために有意であって且つ分析者が直感的にも理解し易い情報を提示する。【解決手段】試料8上の各ピクセル8b毎にマススペクトル中の最大強度MI(i)と対応する質量電荷比m/z(i)を抽出し、全ピクセルをm/z(i)に応じてクラスタリングする。1つのクラスタは1つの物質に対応する。クラスタ毎に含まれるピクセルの中の最大強度MI(i)の値が最大のものを代表最大強度MI(cj)として抽出し、これをクラスタ番号cjとともに表示する。分析者がこのMI(cj)を参考にして表示したいクラスタを指定すると、指定されたクラスタに各々異なる色を設定し、各クラスタに含まれるピクセルを色付けしたイメージング画像を作成して表示する。イメージング画像上には、複数の物質の空間分布が異なる色で表される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
試料上の2次元領域内に設定された複数の微小領域に対してそれぞれ質量分析を実行することにより収集されたデータを処理する質量分析データ処理方法であって、
a)前記微小領域毎に、その微小領域に対応したマススペクトルデータに基づいて最大強度を与える質量電荷比をそれぞれ抽出する第1ステップと、
b)各微小領域を第1ステップで得られた質量電荷比に応じて複数のクラスタに振り分ける第2ステップと、
c)前記複数のクラスタのうちの1又は複数の任意のクラスタについて、クラスタ毎に異なる表示色をそのクラスタに属する微小領域に与え、前記2次元領域の全体又は一部に対応したカラー2次元画像を作成して表示する第3ステップと、
を有することを特徴とする質量分析データ処理方法。
IPC (1件):
FI (2件):
G01N27/62 Y
, G01N27/62 D
Fターム (10件):
2G041CA01
, 2G041DA04
, 2G041EA01
, 2G041FA10
, 2G041GA06
, 2G041GA08
, 2G041MA01
, 2G041MA04
, 2G041MA05
, 2G041MA06
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