特許
J-GLOBAL ID:201103018177510335

アルミニウム材熱交換器の耐食処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 大谷 保 ,  東平 正道 ,  片岡 誠 ,  平澤 賢一 ,  伊藤 高志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-084664
公開番号(公開出願番号):特開2011-214105
出願日: 2010年03月31日
公開日(公表日): 2011年10月27日
要約:
【課題】NB法によりフラックスろう付けされたアルミニウム材熱交換器、特に自動車用エアコンに用いられるアルミニウム材熱交換器に対し、優れた耐食性及び耐湿性(耐黒変性)を付与すると共に、良好な親水性及び防臭性も付与し得る熱交換器の耐食処理方法を提供する。【解決手段】NB法によりフラックスろう付けされたアルミニウム材熱交換器の耐食処理方法であって、特定の化成処理工程により、該熱交換器の表面に化成処理皮膜を形成し、次いで特定の親水化処理工程、及び乾燥、焼付け処理工程により、前記化成処理皮膜上に親水化被膜を形成する、アルミニウム材熱交換器の耐食処理方法である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ノコロックろう付け法によりフラックスろう付けされたアルミニウム材熱交換器の耐食処理方法であって、 (a)前記アルミニウム材熱交換器を、ジルコニウム及び/又はチタニウム含有量が10〜10000質量ppm、バナジウム含有量が1〜10000質量ppm、〔(ジルコニウム+チタニウム)/バナジウム〕質量比が0.1〜100及びpHが1.5〜7である化成処理液で化成処理して、化成処理皮膜を形成する工程、 (b)前記(a)工程で化成処理皮膜が形成されたアルミニウム材熱交換器を、親水性樹脂を含むと共に、リン酸、縮合リン酸、ホスホン酸及びそれらの誘導体並びにリチウムイオンの中から選ばれる少なくとも一種を含む親水化処理液と接触させる工程、及び (c)前記(b)工程で接触処理されたアルミニウム材熱交換器を、焼付け処理して、その表面に親水化皮膜を形成させる工程、 を含むことを特徴とするアルミニウム材熱交換器の耐食処理方法。
IPC (3件):
C23C 22/34 ,  F28F 19/02 ,  F28F 19/04
FI (3件):
C23C22/34 ,  F28F19/02 501C ,  F28F19/04 Z
Fターム (8件):
4K026AA09 ,  4K026BA08 ,  4K026BB08 ,  4K026CA13 ,  4K026CA28 ,  4K026CA30 ,  4K026CA33 ,  4K026EB08

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