特許
J-GLOBAL ID:201103018613022759
電界放射型電子源およびそれを用いた発光装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西川 惠清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-037814
公開番号(公開出願番号):特開2011-175790
出願日: 2010年02月23日
公開日(公表日): 2011年09月08日
要約:
【課題】エミッション特性の向上を図りつつ、より信頼性の高い電界放射型電子源およびそれを用いた発光装置を提供する。【解決手段】下部電極2と表面電極4との間に介在する電子通過層3を通過した電子が、電子通過層3との密着性の良い第1の材料の最下部41の膜厚と、電子透過率の高い第2の材料の最上部42の膜厚を、互いに逆方向に連続的または段階的に変化させてなる表面電極4を通して放出される電界放射型電子源10を、Xeガスが封入され少なくとも一部が透光性材料により形成された気密容器21内において、コレクタ電極23および励起されたXeガスの発光過程で放射される励起光によって蛍光を発する蛍光体層と対向配置させ、電界放射型電子源10へ供給する電圧およびコレクタ電極23と電界放射型電子源10との間の電圧を制御する制御装置25とによって発光させる発光装置20である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
下部電極と、該下部電極に対向する表面電極と、前記下部電極と前記表面電極との間に介在し前記下部電極と前記表面電極との間に電圧を印加したときに作用する電界により電子が通過する電子通過層とを備え、前記電子通過層を通過した電子が前記表面電極を通して放出される電界放射型電子源であって、前記表面電極は、前記電子通過層と接する最下部と、前記電子通過層から最も離れた最上部とを備えた少なくとも2層以上の多層膜からなり、前記最下部が前記最上部よりも前記電子通過層との密着性の良い第1の材料からなるとともに、前記最上部が前記第1の材料よりも電子透過率の高い第2の材料からなり、前記表面電極の主表面に沿った方向において、前記最上部と前記最下部の膜厚を互いに逆方向に連続的または段階的に変化させてなることを特徴とする電界放射型電子源。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (5件):
5C135CC02
, 5C135CC03
, 5C135DD07
, 5C135HH02
, 5C135HH17
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