特許
J-GLOBAL ID:201103018687053761
車輪用軸受装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-259457
公開番号(公開出願番号):特開2011-106491
出願日: 2009年11月13日
公開日(公表日): 2011年06月02日
要約:
【課題】車輪の回転速度を検出するパルサリングとシールドとを一体化し、耐泥水性の向上を図った車輪用軸受装置を提供する。【解決手段】シール9が、外方部材5の端部内周に圧入される芯金14と、径方向外方に傾斜して延びるサイドリップ15aを備えたシール部材15とからなる環状のシール板12と、内輪2に外嵌される円筒部13aと、これから径方向外方に延びる立板部13bを備えたスリンガ13とからなる。また、シール9にパルサリング16が並設され、これが内輪2の外径に圧入される円筒部16aと、これから径方向外方に延びるシールド部16bと、周方向等配に矩形状の穿孔17が複数形成された検出部16cを備え、シールド部16bの外径がシール板12の内径よりも大径に形成されると共に、立板部13bに僅かな軸方向すきまを介して対峙し、シール板12とスリンガ13との開口部が閉塞されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
外周に懸架装置を構成するナックルに取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、
一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に所定のシメシロを介して圧入された少なくとも一つの内輪からなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、
この内方部材と前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、
前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の両端開口部に装着されたシールとを備えた車輪用軸受装置において、
前記シールのうちインナー側のシールが、互いに対向配置された環状のシール板とスリンガとからなるパックシールで構成され、前記シール板が、前記外方部材のインナー側の端部内周に圧入される円筒状の嵌合部、およびこの嵌合部から径方向内方に屈曲して延びる内径部を備えた芯金と、この芯金に加硫接着によって一体に接合され、径方向外方に傾斜して延びるサイドリップ、およびこのサイドリップの内径側に二股状に延びるダストリップとグリースリップを一体に備えたシール部材とからなり、
前記スリンガが、前記内輪の外径に圧入される円筒部、およびこの円筒部から径方向外方に延びる立板部を備え、
前記サイドリップが前記スリンガの立板部に所定の軸方向シメシロをもって摺接され、前記ダストリップとグリースリップが前記スリンガの円筒部に所定の径方向シメシロを介して摺接されると共に、
前記シールのインナー側にパルサリングが並設され、このパルサリングが、前記内輪の外径に圧入される円筒部と、この円筒部から径方向外方に延び、その外径が、前記シールのシール板の開口部内径よりも大径に形成されたシールド部とを備え、
このシールド部が前記スリンガの立板部の側面に僅かな軸方向すきまを介して対峙し、前記シールのシール板とスリンガとの開口部が閉塞されていることを特徴とする車輪用軸受装置。
IPC (5件):
F16C 33/78
, F16C 19/18
, F16C 33/80
, F16C 41/00
, B60B 35/18
FI (6件):
F16C33/78 Z
, F16C19/18
, F16C33/80
, F16C41/00
, B60B35/18 C
, B60B35/18 Z
Fターム (22件):
3J016AA01
, 3J016BB03
, 3J016BB16
, 3J016BB17
, 3J217JA02
, 3J217JA13
, 3J217JA24
, 3J217JA33
, 3J217JA49
, 3J217JB34
, 3J217JB55
, 3J217JB64
, 3J701AA02
, 3J701AA32
, 3J701AA43
, 3J701AA54
, 3J701AA62
, 3J701BA73
, 3J701BA77
, 3J701FA13
, 3J701FA23
, 3J701GA03
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