特許
J-GLOBAL ID:201103018886862369

折畳み式ベビーカー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 小栗 昌平 ,  市川 利光 ,  萩野 平 ,  佐々木 清隆 ,  深沢 敏男 ,  添田 全一 ,  本多 弘徳
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-272852
公開番号(公開出願番号):特開2001-088710
特許番号:特許第4393637号
出願日: 1999年09月27日
公開日(公表日): 2001年04月03日
請求項(抜粋):
【請求項1】 グリップ部に折畳み操作の防止とその解除を行う操作機構を備えた折畳み式ベビーカーにおいて、 前記操作機構が、内部に部材を収納配置できるスペースを備えるハウジング(32)と、該ハウジング(32)にスライド可能に設けられロック位置からスライドさせた終端位置でロック解除可能にするロックレバー(34)と、前記ハウジング(32)に回動可能に設けられたロック解除レバー(35)と、を備えて成り、 前記ロックレバー(34)は薄肉の中間部とその先端に形成された肉厚の係止爪(39)とを備え、かつバネ(40)によってロック位置側に常時付勢されており、 前記回動可能なロック解除レバー(35)は、前記ロックレバー(34)の前記肉厚の係止爪(39)を前記ハウジング(32)の内部から外部方向に押圧するように作用する作用部(35c)を一方に、前記作用部(35c)と前記回動可能なロック解除レバー(35)の回動中心部(36)との間、および前記回動可能なロック解除レバー(35)の回動中心部(36)に対して前記作用部(35c)の反対側に、それぞれレリーズワイヤ(38)の端部を係止する第1および第2レリーズワイヤ係止部(37a、37b)をそれぞれ備え、かつ、前記第2レリーズワイヤ係止部(37b)に対して前記回動中心部(36)の反対側に外部へ露出して成る第1押圧部(35a)と前記第1押圧部(35a)から回動方向に間隔を置いて設けられた第2押圧部(35b)とを備えており、 前記ハウジング(32)は、前記ロックレバー(34)がロック位置にあるとき前記ロックレバー(34)の前記係止爪(39)に対して前記ロック解除レバー(35)の作用部(35c)とは反対側において前記係止爪(39)と当接する肉厚の係止段部(42)を備え、さらに前記ロックレバー(34)のスライド方向の延長線上に位置する前記ハウジング(32)から前記ロックレバー(34)の前記係止爪(39)に向けて延設する延設部(43)を備え、前記延設部(43)にはスライドしてきた前記ロックレバー(34)の前記係止爪(39)が係合する係合溝(43’)が形成されており、 これにより、前記ロックレバー(34)をスライドさせないときは前記作用部(35c)が前記ロックレバー(34)の前記係止爪(39)を押圧しても前記係止爪(39)の押圧方向背後に前記ハウジング(32)の係止段部(42)があるので、前記作用部(35c)の回動が阻止されて前記ロック解除レバー(35)の第1押圧部(35a)の押圧ができず、したがって前記レリーズワイヤ係止部(37a、37b)も回動しないが、 他方、前記ロックレバー(34)をスライドさせると、前記係止爪(39)が前記係止段部(42)の前から移動して前記延設部(43)を乗り上げた後、前記係合溝(43’)に係合し、この状態で前記係止段部(42)の前には前記ロックレバー(34)の薄肉の中間部(41)が位置するので前記作用部(35c)の回動が可能となり、前記第1押圧部(35a)を押圧することで前記レリーズワイヤ係止部(37a、37b)も回動するようになり、 また、前記第1押圧部(35a)のさらなる回動で前記バネ(40)によって前記係止爪(39)が再び前記延設部(43)を乗り上げてロック位置側に自動的に引き戻されることを特徴とする折畳み式ベビーカー。
IPC (2件):
B62B 7/08 ( 200 6.01) ,  B62B 9/20 ( 200 6.01)
FI (2件):
B62B 7/08 ,  B62B 9/20

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