特許
J-GLOBAL ID:201103019332389480

巻回型固体電解コンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 内藤 浩樹 ,  永野 大介 ,  藤井 兼太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-101733
公開番号(公開出願番号):特開2011-233662
出願日: 2010年04月27日
公開日(公表日): 2011年11月17日
要約:
【課題】電極箔の亀裂を抑制し、巻回型固体電解コンデンサの信頼性を高めることを目的とする。【解決手段】この目的を達成するため本発明は、一部に扁平部14を有する陽極用および陰極用タブ端子13と、陽極用タブ端子13の扁平部14が接続され、表面に誘電体皮膜9が形成された陽極箔1と、陰極用タブ端子の扁平部が接続された陰極箔2と、セパレータ3と、を備え、陽極箔1と陰極箔2とを、間にセパレータ3を介して巻回してなるとともに、誘電体皮膜9の表面に、固体電解質層4を有するコンデンサ素子10と、このコンデンサ素子10を収納するケース8と、封止部7とを備え、扁平部14の側部19は、巻回された陽極箔1または陰極箔2に沿うように内側に湾曲または折り曲げられたものとした。これにより本発明は、陽極箔1、陰極箔2が緩やかに折り曲げられる為、亀裂破損を抑制でき、巻回型固体電解コンデンサの長期信頼性を高めることができる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
一部に扁平部を有する陽極用および陰極用タブ端子と、 前記陽極用タブ端子の前記扁平部が接続され、表面に誘電体皮膜が形成された陽極箔と、 前記陰極用タブ端子の前記扁平部が接続された陰極箔と、 セパレータと、を備え、 前記陽極箔と前記陰極箔とを、間に前記セパレータを介して巻回してなるとともに、 前記誘電体皮膜の表面に、導電性高分子からなる固体電解質層を有する コンデンサ素子と、 このコンデンサ素子を収納するケースと、前記陽極用及び陰極用タブ端子の一部がそれぞれ外部に露出するように前記ケースを封止する封止部と を備え、 前記扁平部の側部は、前記巻回された陽極箔または陰極箔に沿うように内側に 湾曲または折り曲げられた巻回型固体電解コンデンサ。
IPC (1件):
H01G 9/012
FI (1件):
H01G9/05 M

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