特許
J-GLOBAL ID:201103020720434428

電話網を利用した、データ通信端末装置への任意の着信を可能とする通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人みのり特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-078252
公開番号(公開出願番号):特開2002-281168
特許番号:特許第4530560号
出願日: 2001年03月19日
公開日(公表日): 2002年09月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】(a)電話網と、前記電話網に配置された複数の加入者線交換機と、それぞれ加入者回線を介して前記複数の加入者線交換機のそれぞれに接続された電話機とを有し、 (b)加入者回線が発信したとき、発信側の加入者線交換機は、着信側の加入者線交換機に対して所定の接続情報を送出し、前記着信側の加入者線交換機は、前記接続情報に基づき、当該着信が特定の加入者回線から別の特定の加入者回線へのものであると認識した場合に、着信側の加入者回線に対して所定の通話前通知情報を送出するようになっており、 (c)前記通話前通知情報を受け得る前記加入者回線は複数本に分岐し、各分岐回線には電話機が接続されているとともに、前記各分岐回線における前記電話機の上位に、前記通話前通知情報をモニターし、前記加入者線交換機との接続の断続を制御する制御器が接続され、前記制御器にはデータ通信端末装置または別の電話機が前記電話機に並列に接続されており、 (d)前記着信側の加入者線交換機は、着信が特定の加入回線から別の特定の加入者回線へのものであるとき、前記着信側の加入者回線に対して起動信号を発信し、前記起動信号に応答して、前記着信側の加入者回線における所定の前記分岐回線の前記制御器が、その下位の前記電話機を一旦切り離して前記着信側の加入者線交換機に対し一次応答信号を発信する一方、他の前記分岐回線の前記制御器はその下位の前記電話機を一旦切り離し、 (e)前記着信側の加入者線交換機は、前記一次応答信号を受信したとき、前記着信側の加入者回線に対し通話前通知情報を送出し、前記通話前通知情報は、前記着信が前記着信側の加入者回線に接続された前記制御器または前記データ通信端末装置または前記別の電話機を選定するものであるときは特定通話前通知情報として送出されるようになっており、 (f)前記着信側の加入者回線の前記制御器のそれぞれは、前記通話前通知情報が前記特定通話前通知情報であると認識したとき、当該制御器に関係する前記特定通話前通知情報と、同じ加入者回線に属する他の分岐回線の制御器に関係する前記特定通話前通知情報とを識別するためのリストを参照し、前記特定通話前通知情報が当該制御器に関係するものであるとき、当該制御器の下位の電話機への接続を行うことなく、当該制御器に接続された前記データ通信端末装置または前記別の電話機を前記着信側の加入者線交換機に接続するとともに、前記加入者側の加入者線交換機に対し通話前通知情報受信完了信号を送り、それによって、前記着信側の加入者線交換機から送出される呼出信号を前記データ通信端末装置または前記別の電話機に受信させるが、前記特定通話前通知情報が前記他の分岐回線の制御器に関係するものであるときは、回線を開放し、 (g)前記着信側の加入者回線の前記制御器のそれぞれは、前記通話前通知情報が前記特定通話前通知情報でないと認識したとき、当該制御器の下位の電話機を前記着信側の加入者線交換機に接続するとともに、前記着信側の加入者線交換機に対し通話前通知情報受信完了信号を送り、それによって、前記着信側の加入者線交換機から送出される呼出信号を前記下位の電話機に受信させるようになっていることを特徴とする通信システム。
IPC (2件):
H04M 11/00 ( 200 6.01) ,  H04M 3/42 ( 200 6.01)
FI (2件):
H04M 11/00 301 ,  H04M 3/42 B
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る