特許
J-GLOBAL ID:201103020920091029

正極活物質、正極、非水電解質電池および正極活物質の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 杉浦 正知 ,  杉浦 拓真
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-105024
公開番号(公開出願番号):特開2011-082133
出願日: 2010年04月30日
公開日(公表日): 2011年04月21日
要約:
【課題】高容量で充放電サイクルに優れ、同時に高温環境での使用時に劣化の少ない正極活物質を提供する。【解決手段】遷移金属と金属元素Mとを含む複合酸化物粒子の表面に硫黄(S)、リン(P)およびフッ素(F)のうちの少なくとも一種が、複合酸化物粒子表面に凝集した形態で存在し、金属元素Mが、複合酸化物粒子の中心から表面に向けて濃くなる濃度勾配を有している正極活物質を用いる。このような正極活物質は、リチウムを含む化合物と、遷移金属を含む化合物と、金属元素Mを含む化合物とを予め混合して焼成し、硫黄(S)、リン(P)およびフッ素(F)の少なくとも一つを含む化合物を複合酸化物粒子の表面に被着させ、再度焼成することにより得られる。この化合物もしくは化合物の熱分解物は、融点が70°C以上600°C以下であることが好ましい。【選択図】図1
請求項(抜粋):
リチウムを含む化合物と、固溶される遷移金属を含む化合物と、該遷移金属とは異なる金属元素Mを含む化合物とを混合して焼成して複合酸化物粒子を形成し、 上記複合酸化物粒子の表面に、硫黄(S)、リン(P)およびフッ素(F)のうちの少なくとも一種を含む化合物を被着させ、 上記硫黄(S)、リン(P)およびフッ素(F)のうちの少なくとも一種を含む化合物を被着させた上記複合酸化物粒子を焼成することにより、 上記複合酸化物粒子の中心から表面に向かって上記金属元素Mの濃度が濃くなる濃度勾配を有し、 上記硫黄(S)、リン(P)およびフッ素(F)のうちの少なくとも一種が、上記複合酸化物粒子表面に凝集した形態で存在する 正極活物質。
IPC (6件):
H01M 4/485 ,  H01M 4/36 ,  H01M 4/525 ,  H01M 4/505 ,  C01G 51/00 ,  C01G 53/00
FI (7件):
H01M4/48 102 ,  H01M4/36 A ,  H01M4/52 102 ,  H01M4/50 102 ,  H01M4/36 C ,  C01G51/00 A ,  C01G53/00 A
Fターム (31件):
4G048AA04 ,  4G048AA05 ,  4G048AA07 ,  4G048AB01 ,  4G048AB04 ,  4G048AB06 ,  4G048AC06 ,  4G048AD04 ,  4G048AE05 ,  5H050AA07 ,  5H050AA08 ,  5H050AA10 ,  5H050AA19 ,  5H050BA16 ,  5H050BA17 ,  5H050CA07 ,  5H050CA08 ,  5H050CA09 ,  5H050CB02 ,  5H050CB07 ,  5H050CB08 ,  5H050CB11 ,  5H050EA10 ,  5H050EA24 ,  5H050FA17 ,  5H050FA18 ,  5H050GA02 ,  5H050GA10 ,  5H050GA22 ,  5H050HA05 ,  5H050HA14
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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