特許
J-GLOBAL ID:201103021320044996

車両用電子制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-102184
公開番号(公開出願番号):特開2011-230633
出願日: 2010年04月27日
公開日(公表日): 2011年11月17日
要約:
【課題】車両に搭載された電子制御装置において、外部診断装置から送信された処理要求の内容を確実に記憶する【解決手段】故障診断装置6から処理要求を受信すると、ヘッダ部と付加情報部と操作内容部とから構成される操作履歴情報を作成する。そして、作成された操作履歴情報と比較対象データとを比較し、操作履歴情報のうち、操作履歴情報と比較対象データとの相違部分を、電子制御装置1内に設けられたSRAM15の操作履歴記憶領域23に記憶する。また、操作履歴記憶領域23の記憶残量が通知判定量以下になると、操作履歴記憶領域23に記憶されている操作履歴情報の全てを、車両の外部に設置されたリモートセンタ100に転送する。そして、転送された操作履歴情報を、SRAM15の操作履歴記憶領域23から削除する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車両の故障診断を行う外部診断装置との間でデータ通信可能に構成され、前記外部診断装置からの処理要求に応じた処理を実行する車両用電子制御装置であって、 前記外部診断装置から前記処理要求を受信すると、前記外部診断装置からの前記処理要求を示す処理要求指示情報と、前記処理要求に関連した情報であり前記処理要求指示情報に付加される付加情報とから構成される外部診断処理要求情報を作成する処理要求情報作成手段と、 前記処理要求情報作成手段により作成された前記外部診断処理要求情報と、前記外部診断処理要求情報と比較するために設定された比較用情報とを比較し、前記外部診断処理要求情報のうち、前記外部診断処理要求情報と前記比較用情報との相違部分を、前記車両用電子制御装置内に設けられた記憶媒体である装置内記憶媒体に記憶させる装置内記憶手段と、 前記装置内記憶媒体において前記相違部分を記憶することができる記憶残量である相違部分記憶残量が予め設定された所定転送判定量以下になると、前記装置内記憶媒体に記憶された前記相違部分の少なくとも一部を、前記車両用電子制御装置の外部に設けられた記憶媒体である装置外記憶媒体に前記相違部分を記憶させる装置外記憶手段に転送する転送手段と、 前記装置内記憶媒体に記憶された前記相違部分のうち、前記転送手段により転送された前記相違部分を、前記装置内記憶媒体から削除する削除手段と を備えることを特徴とする車両用電子制御装置。
IPC (2件):
B60R 16/02 ,  G06F 13/00
FI (2件):
B60R16/02 650J ,  G06F13/00 351N
Fターム (6件):
5B089GA11 ,  5B089GA23 ,  5B089HA11 ,  5B089JA36 ,  5B089JB15 ,  5B089MC01

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