特許
J-GLOBAL ID:201103021592420156
ジョブフロー管理装置、管理方法および管理プログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-268925
公開番号(公開出願番号):特開2011-113290
出願日: 2009年11月26日
公開日(公表日): 2011年06月09日
要約:
【課題】排他的なコンピュータ資源を含むエージェント装置に対して、目標終了時刻の設定されたジョブを迅速に実行完了させることを可能とするジョブフロー管理装置等を提供する。【解決手段】ジョブフロー管理装置11は、ジョブフロー内のパスを目標終了時刻の設定されているジョブを含む正準クリティカルパスとその他のパスに分類するパス判定部52と、目標終了時刻の設定されているジョブの完了する予想終了時刻を算出して予想終了時刻が目標終了時刻より遅れるか否かを判別する予想終了時刻判定部54と、ジョブをジョブフローの定義に従ってエージェント装置に実行させるフロー制御部51とを有し、フロー制御部が、予想終了時刻が目標終了時刻より遅れる場合に、その他のパスに属するジョブの中で排他的リソースを使用するジョブの一覧を抽出し、該ジョブが実行中であればこれを停止し、該ジョブが実行前であればこれの実行を保留する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ジョブフローを構成する各々のジョブを排他的リソースを持つエージェント装置に対して転送して実行を依頼して前記ジョブの実行結果を該エージェント装置から受信するジョブフロー管理装置であって、
前記ジョブフローを構成する各々のジョブの前後関係および各々の前記ジョブが前記排他的リソースを使用するか否かを定義するジョブ定義データを予め記憶する記憶手段と、
前記ジョブフロー内の複数のジョブで構成される経路を目標終了時刻が設定されているジョブを含んでいてかつ最も多くの処理時間を必要とするクリティカルパス、前記目標終了時刻が設定されているジョブを含んでいてかつ前記クリティカルパスに該当しない準クリティカルパス、および前記クリティカルパスと前記準クリティカルパスのいずれにも該当しないその他の経路に分類すると共に各々の前記ジョブがいずれの経路に含まれるかを判定するパス判定部と、
前記目標終了時刻の設定されているジョブの完了する予想終了時刻を各々の前記経路ごとに算出して前記予想終了時刻が前記目標終了時刻より遅れるか否かを判別する予想終了時刻判定部と、
前記ジョブを前記ジョブ定義データに従って前記エージェント装置に転送するフロー制御部とを有し、
前記フロー制御部が、前記予想終了時刻が前記目標終了時刻より遅れる場合に、前記ジョブ定義データに定義された内容に基づいて前記クリティカルパスおよび前記準クリティカルパスに属するジョブで使用される排他的リソースの一覧を抽出し、前記その他の経路に属するジョブの中で前記排他的リソースを使用するジョブの一覧を抽出し、抽出された該ジョブが実行中であればこれを停止し、該ジョブが実行前であればこれの実行を保留する機能を有することを特徴とするジョブフロー管理装置。
IPC (1件):
FI (2件):
G06F9/46 452F
, G06F9/46 452H
前のページに戻る