特許
J-GLOBAL ID:201103021930094065

無段変速機のための発進クラッチ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 雅夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-289368
公開番号(公開出願番号):特開2001-107992
特許番号:特許第3991528号
出願日: 1999年10月12日
公開日(公表日): 2001年04月17日
請求項(抜粋):
【請求項1】 エンジンから伝達された入力軸の回転を無段階に変速して出力する無段変速機の出力軸の後段に配設された発進クラッチを制御する発進クラッチ制御装置において、 車両の運転状態を検出する運転状態検出手段、前記運転状態検出手段が検出した前記車両の運転状態に応じて前記発進クラッチを通じて伝達される目標値としての目標伝達トルクを設定する目標伝達トルク設定手段、前記無段変速機を通じて伝達される実伝達トルクを検出する伝達トルク検出手段、及び前記目標伝達トルク設定手段からの前記目標伝達トルクに応じた目標伝達トルク信号と前記伝達トルク検出手段からの前記実伝達トルクに応じた実伝達トルク信号との偏差に応じた前記発進クラッチのためのクラッチ圧力を出力するクラッチ圧力制御弁を備えており、 前記無段変速機は、前記入力軸により駆動される入力ディスク、前記入力ディスクに対向して配置され且つ前記出力軸に連結された出力ディスク、前記入力ディスクと前記出力ディスクとの間に配置され且つ前記両ディスクに対する傾転角度に応じて前記入力ディスクの回転を無段階に変速して前記出力ディスクに伝達するパワーローラ、前記パワーローラを回転自在に軸支し且つ傾転軸の回りに傾転可能に支持するトラニオン、及び前記パワーローラを傾転させて変速比を変化させるため前記トラニオンを傾転軸の軸方向に移動させる油圧アクチュエータから構成されるトロイダル型無段変速機であり、 前記伝達トルク検出手段は、前記実伝達トルクに比例する値として、前記油圧アクチュエータにおいて増速側シリンダの油圧が減速側シリンダの油圧よりも大きいときに正の差圧を取り出す一方の差圧検出弁と、前記油圧アクチュエータにおいて前記減速側シリンダの油圧が前記増速側シリンダの油圧よりも大きいときに正の圧力を取り出す他方の差圧検出弁とから成る二つの差圧検出弁であり、 前記クラッチ圧力制御弁は、スプールの一方の端部に前記目標伝達トルク信号が入力され前記スプールの他方の端部に前記実伝達トルク信号として大きい方の前記正の差圧が入力されて前記偏差に基づいて前記スプールが移動し、前記目標伝達トルク信号が前記実伝達トルク信号を超えるときに増圧した前記クラッチ圧力を出力し、前記目標伝達トルク信号が前記実伝達トルク信号を下回るときに減圧した前記クラッチ圧力を出力するスプール弁であり、 前記偏差に応じて前記発進クラッチの締結力を変更することにより前記実伝達トルクを前記目標伝達トルクに追従させるフィードバック制御をすることから成る無段変速機のための発進クラッチ制御装置。
IPC (2件):
F16D 48/02 ( 200 6.01) ,  F16H 15/38 ( 200 6.01)
FI (2件):
F16D 25/14 640 W ,  F16H 15/38
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (4件)
  • 特公平6-078781
  • 特公平6-078781
  • 特公平6-078781
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