特許
J-GLOBAL ID:201103022400730943

地下埋設管の引抜き装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平1-143663
公開番号(公開出願番号):特開平3-009188
特許番号:特許第2852525号
出願日: 1989年06月05日
公開日(公表日): 1991年01月17日
請求項(抜粋):
【請求項1】地下に水平方向に埋設された既設管が不要管(2)となったとき、この不要管(2)の両端を切離し、切離した不要管(2)の一端側の管端を地上から掘削した竪穴(3)内に露出させて引抜き除去する引抜き装置(1)であって、上記管引抜き装置(1)は、竪穴(3)内に設置される気体フレーム(4)の前部に、竪穴(3)の側壁(3a)と対向して不要管通過口(5a)を開口した前面板(5)を設け、この前面板(5)の後方に所定間隔をあけて左右一対のスライド支持板(6,6)を固着し、このスライド支持板(6,6)と前面板(5)との間に上下スライド可能のスライド板(7)を下降端規制ボルト(8)により下降端を規制して設け、上記スライド板(7)に左右一対の油圧シリンダからなる引抜き用シリンダ(9,9)のピストン(9a,9a)の先端を固着すると共に、該引抜き用シリンダ(9,9)のシリンダの先端部に管押潰部(10)を取付け、管押潰部(10)は、下部に側面形状で2つの山部(11a)と、固定ねじ(11c)を緩めて上下調節ねじ(11d)を回動することによって間隙(11e)の範囲で上下調節でき、不要管(2)を押潰したときの上方屈曲角度が調節可能の屈曲用凹部(11b)とを有する固定型(11)を固着し、この固定型(11)と対向する上側に、固定型(11)の2つの山部(11a)および屈曲用凹部(11b)と対応する2つの谷部(12a)および屈曲用凸部(12b)を有する押し型(12)を、油圧シリンダからなる管押潰用シリンダ(13)のピストン(13a)の先端に固設し、上記引抜き用シリンダ(9,9)および管押潰用シリンダ(13)は、管押潰用シリンダ(13)が作動して管押潰部(10)により不要管(2)の管端部を押潰して挟持すると同時に管端側を上向きに屈曲させ、その状態で引抜き用シリンダ(9,9)が水平方向に伸長して不要管(2)を所定長さ引抜き、その引抜いた状態で管押潰用シリンダ(13)による不要管(2)の挟持を解除してのち、引抜き用シリンダ(9,9)を収縮して管押潰用シリンダ(13)を元の位置に移動させる動作を、油圧制御機構により自動的に連続して繰り返し行わせるように構成したことを特徴とする地下埋設管の引抜き装置。
IPC (2件):
F16L 1/024 ,  E02D 9/02
FI (2件):
F16L 1/02 N ,  E02D 9/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-185541
  • 特開平2-292590

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