特許
J-GLOBAL ID:201103023267682406

磁気ヘッドサスペンション

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 鈴木 活人 ,  大中 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-110806
公開番号(公開出願番号):特開2011-238323
出願日: 2010年05月13日
公開日(公表日): 2011年11月24日
要約:
【課題】フレクシャ部に一体的に設けられた電圧供給配線と圧電素子とを下側導電性接着剤によって電気的に接続させつつ、前記下側導電性接着剤に包含されるフィラー粒子がディスク面上に脱落することを有効に防止する。【解決手段】フレクシャ部の絶縁層における第1及び第2圧電素子重合部位に第1及び第2接続用開口を設け、前記絶縁層の上面には、前記第1及び第2接続用開口を利用して第1及び第2圧電素子の下側電極層を前記電圧供給配線に電気的に接続する第1及び第2下側導電性接着剤と平面視において前記第1及び第2下側導電性接着剤を囲繞するように配置された囲繞用絶縁性接着剤とを設ける。【選択図】図4
請求項(抜粋):
磁気ヘッドスライダをディスク面へ向けて押し付ける為の荷重を発生する荷重曲げ部と、前記荷重を磁気ヘッドスライダに伝達するためのロードビーム部と、前記荷重曲げ部を介して前記ロードビーム部を支持し且つメインアクチュエータによって直接又は間接的に揺動中心回りに揺動される支持部と、前記磁気ヘッドスライダを支持した状態で前記ロードビーム部及び前記支持部に支持されるフレクシャ部と、前記磁気ヘッドスライダをシーク方向に微動させる為にサスペンション長手方向中心線を基準にして互いに対して対称で且つ互いに対して伸縮方向が異なるように前記支持部に装着される左右一対の第1及び第2圧電素子とを備えた磁気ヘッドサスペンションであって、 前記支持部は、前記メインアクチュエータに直接又は間接的に連結される基端領域と、前記荷重曲げ部が連結される先端領域と、サスペンション長手方向に関し前記基端領域及び前記先端領域の間に位置する開口領域と、前記開口領域よりサスペンション幅方向外方向側において前記基端領域及び前記先端領域の間を連結する左右一対の連結梁とを有し、 前記一対の第1及び第2圧電素子は、圧電素子本体と前記圧電素子本体を挟んで対向する上側電極層及び下側電極層とを有し、前記下側電極層が前記ディスク面に対向した状態で前記ディスク面と直交する方向に沿って視た平面視において少なくとも一部が前記開口領域内に位置するように先端部及び基端部がそれぞれ前記先端領域及び前記基端領域に直接又は間接的に連結され、 前記フレクシャ部は、前記ロードビーム部及び前記支持部における前記ディスク面と対向する下面に固着されるフレクシャ金属プレートと、前記フレクシャ金属プレートにおける前記ディスク面と対向する下面に積層される絶縁層と、前記絶縁層における前記ディスク面と対向する下面に積層される導体層とを有し、 前記絶縁層は、前記開口領域内に位置し且つ前記ディスク面と直交する平面視において前記第1及び第2圧電素子とそれぞれ重合する第1及び第2圧電素子重合部位を有し、 前記導体層は、基端部が外部に電気的に接続可能とされ且つ先端部が前記磁気ヘッドスライダに電気的に接続される信号配線と、基端部が外部に電気的に接続可能とされた電圧供給配線とを含み、 前記第1及び第2圧電素子重合部位にはそれぞれ前記ディスク面と対向する下面及び前記下面とは反対側の上面に貫通する第1及び第2接続用開口が形成され、 前記絶縁層の上面には、前記第1及び第2接続用開口を利用して前記第1及び第2圧電素子の下側電極層を前記電圧供給配線に電気的に接続する第1及び第2下側導電性接着剤と、平面視において前記第1及び第2下側導電性接着剤を囲繞するように配置された囲繞用絶縁性接着剤とが設けられていることを特徴とする磁気ヘッドサスペンション。
IPC (2件):
G11B 21/21 ,  G11B 21/10
FI (2件):
G11B21/21 C ,  G11B21/10 N
Fターム (8件):
5D059AA01 ,  5D059BA01 ,  5D059CA30 ,  5D059DA04 ,  5D059DA19 ,  5D059DA36 ,  5D059EA12 ,  5D096NN03
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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