特許
J-GLOBAL ID:201103023291548524

標的結合部を有する薬剤運搬体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣幸 正樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-078300
公開番号(公開出願番号):特開2011-207830
出願日: 2010年03月30日
公開日(公表日): 2011年10月20日
要約:
【課題】ゲノム創薬研究により発見された標的受容体へ作用する医薬候補化合物は、総じて分子量が大きく、水に対する溶解度が低い。また、現在使用されている薬剤の中にも疎水性が高く、難水溶性であるものが少なくない。化学修飾法により水溶性は高められるが、薬剤活性が減じられる場合が多い。薬剤活性の高い難水溶性薬剤を効率的に疾患部に輸送できれば、難水溶性薬剤の臨床応用例を拡大し、製薬企業で困難を極めていた薬剤溶解度に対する問題を解決することができる。【解決手段】リポカリン型プロスタグランジンD合成酵素(L-PGDS)に標的結合部を付加した薬剤運搬体を提供する。この運搬体は難水溶性の薬剤をバレル構造でできたポケットに収納し、標的とする患部まで運搬できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
リポカリンファミリーに属するたんぱく質に標的結合部を有する薬剤運搬体。
IPC (2件):
A61K 47/42 ,  A61P 35/00
FI (2件):
A61K47/42 ,  A61P35/00
Fターム (6件):
4C076AA12 ,  4C076AA95 ,  4C076BB11 ,  4C076CC27 ,  4C076EE41E ,  4C076GG46
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る