特許
J-GLOBAL ID:201103023577560432
静電誘導型発電装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
三好 秀和
, 伊藤 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-120274
公開番号(公開出願番号):特開2011-250556
出願日: 2010年05月26日
公開日(公表日): 2011年12月08日
要約:
【課題】平面内の任意の方向に移動可能な可動電極を有する静電誘導型発電装置において、装置全体の発電効率を向上させることのできる静電誘導型発電装置を得る。【解決手段】静電誘導型発電装置10の固定部21の表面21aに設けられた第1および第2固定電極22,23の形状を、第1の傾斜方向aでとなり合う2つの領域を連結して形成される第1の辺部22c,23cと、第2の傾斜方向bでとなり合う2つの領域を連結して形成される第2の辺部22d,23dと、を交互に連結させた波形とした。そして、第1の辺部22c,23cとX軸方向とのなす鋭角θ1および第2の辺部22d,23dとX軸方向とのなす鋭角θ1を、第1の間隔d1と第2の間隔d2との比に基づいて設定した。【選択図】図3
請求項(抜粋):
表面に電極が設けられた固定部と、当該固定部の表面と対向する対向面に電極が設けられ、前記固定部に対して相対移動可能な可動部と、を備える静電誘導型発電装置であって、
前記固定部の電極と前記可動部の電極のうちいずれか一方の電極は、エレクトレット部材を含むエレクトレット電極を備え、
前記可動部は、前記固定部に対して、前記表面内の一方向および当該一方向と略直交する直交方向を主移動方向として、当該表面内の任意の方向に相対移動可能であり、
前記エレクトレット電極および他方の電極は、前記一方向には第1の間隔で隔てられ、前記直交方向には第2の間隔で隔てられる4つの領域を頂点とする単位格子を少なくとも1つ有するように配置される格子状の第1の領域と、前記単位格子の対角線の交点を含むように配置される第2の領域と、を備えており、
前記エレクトレット電極と前記他方の電極のうち少なくともいずれか一方の電極の形状が、前記一方向および前記直交方向と交差する第1の傾斜方向でとなり合う前記第1の領域と前記第2の領域とを連結して形成される第1の辺部と、前記一方向、前記直交方向および前記第1の傾斜方向のそれぞれと交差する第2の傾斜方向でとなり合う前記第1の領域と前記第2の領域とを連結して形成される第2の辺部と、を交互に連結させた波形であり、
前記第1の辺部と前記一方向とのなす鋭角および前記第2の辺部と前記一方向とのなす鋭角が、前記第1の間隔と第2の間隔との比に基づいて設定されていることを特徴とする静電誘導型発電装置。
IPC (1件):
FI (1件):
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