特許
J-GLOBAL ID:201103023707100005
防眩性ハードコートフィルム、それを用いた偏光板および画像表示装置、ならびに防眩性ハードコートフィルムの製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
辻丸 光一郎
, 中山 ゆみ
, 吉田 玲子
, 伊佐治 創
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-233939
公開番号(公開出願番号):特開2011-081218
出願日: 2009年10月07日
公開日(公表日): 2011年04月21日
要約:
【課題】優れた防眩性を有し、かつ低へイズ値であり、白ボケを防止することができる防眩性ハードコートフィルムを提供する。【解決手段】フィルムの全ヘイズ値Htが10〜35%の範囲内にあり、全ヘイズ値Htと内部ヘイズ値Hinとが0.5≦Hin/Ht≦0.9の関係を満たし、ハードコート層表面の凹凸形状において、下記算術平均表面粗さRaが0.1〜0.3μmの範囲であるとともに、ハードコート層表面の任意な箇所の長さ4mmにおいて、表面粗さプロファイルの粗さ平均線を越える凸状部が、前記平均線の前記凸状部を横切る部分の線分の長さが80μm以上の凸状部を含んでおらず、かつ、前記平均線に平行で0.1μmの高さに位置する基準線を越える凸状部を有しており、前記基準線の前記凸状部を横切る部分の線分の長さが20μm以下である前記凸状部がハードコート層表面の任意な箇所の長さ4mmにおいて50個以上有している。【選択図】図1(d)
請求項(抜粋):
透明プラスチックフィルム基材の少なくとも一方の面に、微粒子を含有する防眩性ハードコート層を有する防眩性ハードコートフィルムであって、前記防眩性ハードコートフィルムの全ヘイズ値Htが10〜35%の範囲内にあり、
全ヘイズ値Htと内部ヘイズ値Hinとが下記式(1)の関係を満たし、
防眩性ハードコート層表面の凹凸形状において、下記算術平均表面粗さRaが0.1〜0.3μmの範囲であるとともに、
前記防眩性ハードコート層表面の任意な箇所の長さ4mmにおいて、表面粗さプロファイルの粗さ平均線を越える凸状部が、前記平均線の前記凸状部を横切る部分の線分の長さが80μm以上の凸状部を含んでおらず、かつ、前記平均線に平行で0.1μmの高さに位置する基準線を越える凸状部を有しており、前記基準線の前記凸状部を横切る部分の線分の長さが20μm以下である前記凸状部が前記防眩性ハードコート層表面の任意な箇所の長さ4mmにおいて50個以上有していることを特徴とする防眩性ハードコートフィルム。
0.5≦Hin/Ht≦0.9 (1)
全ヘイズ値Ht:JIS K 7136(2000年版)に準じた、防眩性ハード
コートフィルム全体のヘイズ値(曇度)(%)
内部へイズ値Hin:前記防眩性ハードコートフィルム表面を平滑面にした場合に
測定される防眩性ハードコートフィルム全体のヘイズ値(%)
Ra:JIS B 0601(1994年版)に規定する算術平均表面粗さ(μm)
IPC (4件):
G02B 5/02
, G02B 1/10
, G02B 5/30
, B32B 7/02
FI (5件):
G02B5/02 C
, G02B1/10 Z
, G02B5/30
, B32B7/02 103
, G02B5/02 B
Fターム (45件):
2H042BA02
, 2H042BA04
, 2H042BA12
, 2H042BA15
, 2H042BA20
, 2H149AA01
, 2H149BA02
, 2H149CA03
, 2H149EA12
, 2H149EA22
, 2H149FA02X
, 2H149FC03
, 2H149FC06
, 2H149FD12
, 2K009AA12
, 2K009AA15
, 2K009BB28
, 2K009CC09
, 2K009CC23
, 2K009CC24
, 2K009CC35
, 2K009DD02
, 2K009DD05
, 2K009EE00
, 4F100AA19B
, 4F100AA20
, 4F100AA20B
, 4F100AA21B
, 4F100AA25B
, 4F100AA28B
, 4F100AH10B
, 4F100AJ04
, 4F100AK01A
, 4F100AT00A
, 4F100BA02
, 4F100BA03
, 4F100EH46B
, 4F100GB41
, 4F100JK12B
, 4F100JK14B
, 4F100JN01
, 4F100JN01A
, 4F100JN18B
, 4F100JN30B
, 4F100YY00B
引用特許: