特許
J-GLOBAL ID:201103024236534448

カプロラクタム製造工程で発生するアルカリ性廃液より炭素原子数4〜6のジカルボン酸のエステル類を製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 津国 肇 ,  篠田 文雄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-387321
公開番号(公開出願番号):特開2003-055303
特許番号:特許第3986817号
出願日: 2001年12月20日
公開日(公表日): 2003年02月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】 カプロラクタムの製造工程で発生するアルカリ性廃液より炭素原子数4〜6のジカルボン酸を回収・製造し、そのエステル類を製造する方法であって、下記の工程からなることを特徴とする方法: (1)カプロラクタムの製造工程で生じるアルカリ性廃液を、硫酸で中和し、pHを調節することにより水層と油層に分離した後、該油層に硝酸を加え、酸化反応により有機物質をジカルボン酸に転換して、ジカルボン酸を含む酸化反応生成液を得る工程; (2)工程(1)で得たジカルボン酸を含む酸化反応生成液を、第一段階で、低沸点のモノカルボン酸と硝酸を留出させ、第二段階で、残留するニトロ化合物を分解するとともに、そこに存在する硝酸を回収する、二段階の濃縮を行うことにより、主に炭素原子数4〜6のジカルボン酸を含む濃縮粗生成物を得る工程; (3)工程(2)で得た炭素原子数4〜6のジカルボン酸濃縮粗生成物に、炭素原子数1〜4のアルキルアルコールを加え、第一段階でセミエステル化反応中間生成物を得て、第二段階でジカルボン酸エステル粗生成物を得る、二段階エステル化反応を行う工程;ならびに (4)工程(3)で得たジカルボン酸エステル粗生成物を蒸留して、単一または混合ジカルボン酸エステル化合物を得る工程。
IPC (9件):
C07C 67/08 ( 200 6.01) ,  C07C 69/003 ( 200 6.01) ,  C07B 61/00 ( 200 6.01) ,  C07C 55/10 ( 200 6.01) ,  C07C 55/12 ( 200 6.01) ,  C07C 55/14 ( 200 6.01) ,  C07C 69/40 ( 200 6.01) ,  C07C 69/42 ( 200 6.01) ,  C07C 69/44 ( 200 6.01)
FI (9件):
C07C 67/08 ,  C07C 69/003 A ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 55/10 ,  C07C 55/12 ,  C07C 55/14 ,  C07C 69/40 ,  C07C 69/42 ,  C07C 69/44

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