特許
J-GLOBAL ID:201103025036840460

複合現実感実現システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-097782
公開番号(公開出願番号):特開2001-344617
特許番号:特許第3957468号
出願日: 2001年03月30日
公開日(公表日): 2001年12月14日
請求項(抜粋):
【請求項1】 対象物の周りの同一垂直平面上に設置され、個別の対象物の識別信号を発信する識別信号発信手段と、対象物の位置を教示する3以上複数個の位置教示手段と、ヘッド・マウント・ディスプレイとコントローラとパソコン本体とからなる携帯型コンピュータとで構成される複合現実感実現システムであって、 上記携帯型コンピュータのヘッド・マウント・ディスプレイには、映像表示部と、識別番号発信手段から発信される個別の対象物の識別信号を受信する識別番号受信手段と、上記複数個の位置教示手段を撮影する撮影手段とが具備され、 上記携帯型コンピュータのパソコン本体には、対象物に関連するコンテンツ及び対象物によって予め定められた基準位置から撮影手段で撮影した位置教示手段の画像上の座標位置並びに鉛直方向における位置教示手段同士間の距離及び水平方向における位置教示手段同士間の距離を含むデータを予め登録するための記憶装置部と、識別信号受信手段からの信号を受けて対象物に関連するコンテンツを記憶装置部から呼び出す制御演算部と、撮影手段で撮影した画像上における複数個の位置教示手段の座標位置をリアルタイムに認識する座標位置認識部と、これら複数の座標位置から対象物の可視位置と対象物間の位置を演算する位置情報演算部と、これら位置情報から記憶装置部に予め登録されている対象物に関連するコンテンツをヘッド・マウント・ディスプレイの映像表示部上で対象物に重畳させるコンテンツ重畳部とが具備されており、 上記位置情報演算部において、 上記パソコン本体の記憶装置部に予め登録されている鉛直方向の位置教示手段同士間の距離を正規化して「1」とし、この正規化された距離に対する観者の可視位置からの撮影に基づき求められた鉛直方向の位置教示手段同士間の距離「α」を求めるとともに、 同じく水平方向の位置教示手段同士間の距離を正規化して「1」とし、この正規化された距離に対する観者の可視位置からの撮影に基づき求められた水平方向の位置教示手段同士間の距離「α×β」を求めるようになし、 上記コンテンツ重畳部において、 上記位置情報演算部での演算結果に基づき観者の可視位置から撮影した所定の位置教示手段の座標と、上記基準位置から撮影した所定の位置教示手段の座標との差を演算するとともにその差分だけ重畳するコンテンツを平行移動し、 さらに平行移動されたコンテンツの基準位置座標と観者の可視位置から撮影した所定の位置教示手段の座標との差を演算し、その差分の鉛直方向成分をα倍するとともに、その差分の水平方向成分をα×β倍して、それぞれを観者の可視位置から撮影した所定の位置教示手段の座標に加えることにより、コンテンツの基準位置座標を決定し、 上記記憶装置部に予め登録されているコンテンツを水平方向及び鉛直方向全体にα倍するとともに、水平方向にβ倍した後、上記決定された基準位置座標にリアルタイムにて重畳させるようにしたことを特徴とする複合現実感実現システム。
IPC (1件):
G06T 17/40 ( 200 6.01)
FI (1件):
G06T 17/40 G
引用文献:
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