特許
J-GLOBAL ID:201103025587370243

扉ロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 天野 泉 ,  石川 憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-024024
公開番号(公開出願番号):特開2011-162951
出願日: 2010年02月05日
公開日(公表日): 2011年08月25日
要約:
【課題】 地震の振動により家具の扉が開くことを防止する扉ロック装置の改良に関し、扉が半開きの状態にある場合においても地震の振動で扉をロックすることを可能にする。【解決手段】 扉ロック装置が家具本体1に固定されるロック装置本体3と、上記ロック装置本体3にスライド自在に取り付けられるスライド部材4と、扉2に固定されて上記スライド部材4を先端に保持するロッド5と、地震の振動により上記スライド部材4のスライドを阻止するロック部材6とを備えてなり、上記ロック装置本体3が一対のラック30a、30bと、これらのラックの内側に形成される係止歯31とを備え、上記ロック部材6が回転可能に軸支される一対のアーム60a、60bと、球状の可動体62と、爪63a、63bとを備え、地震発生時に上記可動体62が地震の振動により移動して上記両アームを回転し、上記爪63a、63bを上記係止歯31に係合して扉をロックする。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
家具本体と、この家具本体に開閉自在に取り付けられる扉との間に介装されて、 上記家具本体若しくは上記扉の何れか一方に固定されて長尺に形成されるロック装置本体と、上記ロック装置本体の長手方向にスライド自在に取り付けられるスライド部材と、上記家具本体若しくは上記扉の何れか他方に固定されて上記スライド部材を先端に保持するロッドと、上記スライド部材に取り付けられて地震の振動により上記スライド部材のスライドを阻止するロック部材とを備えてなり、 上記ロック装置本体は、長手方向に相対向して起立する一対のラックと、これらのラックの内側に長手方向に沿って形成される複数の係止歯とを備え、 上記スライド部材は、上記一対のラックの外周に摺接して上記ロック部材を収容するハウジングと、このハウジングの底部たる底片上に形成されるなだらかな球面状の球面溝とを備え、 上記ロック部材は、上記底片上に回転可能に軸支されて先端を上記両ラックに遠近させる一対のアームと、これらのアームの先端を接近させる方向に附勢する附勢手段と、上記両アームの間に設けられて上記球面溝上を移動可能な可動体と、上記各アームの先端部に設けられて上記係止歯に対向する爪とを備え、 通常時においては、上記可動体が上記球面溝の最深部に維持されると共に、各アームの先端が上記附勢手段により接近して上記ラックから離れた状態に維持されてスライド部材のスライドを妨げず、 地震発生時においては、上記可動体が地震の振動により上記球面溝上を移動して上記両アームを回転することにより、一方若しくは両方の上記アームの先端を上記ラックに接近させて上記爪を上記係止歯に係合し、スライド部材のスライドを阻止して扉をロックすることを特徴とする扉ロック装置。
IPC (1件):
E05C 21/02
FI (1件):
E05C21/02

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