特許
J-GLOBAL ID:201103025651049527

シール構造及び可変容量型過給機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 三好 秀和 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-121656
公開番号(公開出願番号):特開2011-247189
出願日: 2010年05月27日
公開日(公表日): 2011年12月08日
要約:
【課題】可変ノズルユニット35側からベアリングハウジング3側への排気ガスのリークを高いレベルで抑制する。【解決手段】ベアリングハウジング3の前側面にタービンインペラ29側からの熱を遮蔽する環状の遮熱板67が嵌合して設けられ、遮熱板67の裏側面における嵌合部71よりも径方向外側にベアリングハウジング3の被テーパ嵌合部65にテーパ嵌合可能なテーパ嵌合部73が形成され、可変容量型過給機1の運転時における遮熱板67とベアリングハウジング3の熱膨張差により、ベアリングハウジング3の被テーパ嵌合部65と遮熱板67のテーパ嵌合部73との間に力Fが発生するようになっている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ハウジングの側方に回転可能に配設されかつガスの圧力エネルギーを利用して回転力を発生させるタービンインペラと、前記タービンインペラの入口側に配設されかつ前記タービンインペラ側に供給される排気ガスの流路面積を可変する可変ノズルユニットとを備えた可変容量型過給機に用いられ、前記可変ノズルユニット側から前記ハウジング側へのガスのリークを抑制するためのシール構造において、 前記ハウジングの一側面に被嵌合部が形成され、前記ハウジングの一側面における前記被嵌合部の径方向外側に被テーパ嵌合部が形成され、 前記ハウジングの一側面に前記タービンインペラ側からの熱を遮蔽する環状の遮熱板が嵌合して設けられ、前記遮熱板が前記ハウジングの材料よりも線膨張係数の大きい材料から構成され、前記遮熱板の一側面の外縁に前記可変ノズルユニットの一部に接触可能な環状の接触部が形成され、前記遮熱板の他側面に前記ハウジングの前記被嵌合部に嵌合可能な嵌合部が形成され、前記遮熱板の他側面における前記嵌合部よりも径方向外側に前記ハウジングの前記被テーパ嵌合部にテーパ嵌合可能なテーパ嵌合部が形成され、 前記可変容量型過給機の運転時における前記遮熱板と前記ハウジングの熱膨張差により前記ハウジングの前記被テーパ嵌合部と前記遮熱板の前記テーパ嵌合部との間に発生する力の分力によって、前記遮熱板を前記可変ノズルユニット側へ押圧するようになっていることを特徴とするシール構造。
IPC (4件):
F01D 11/00 ,  F02B 37/24 ,  F02B 39/00 ,  F01D 25/24
FI (4件):
F01D11/00 ,  F02B37/12 301Q ,  F02B39/00 D ,  F01D25/24 P
Fターム (8件):
3G002HA01 ,  3G005EA15 ,  3G005EA16 ,  3G005GA04 ,  3G005GB25 ,  3G005GB63 ,  3G005GB82 ,  3G005GB84

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