特許
J-GLOBAL ID:201103025713971622

手動変速機のギア鳴り防止機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇佐見 忠男
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平1-262647
公開番号(公開出願番号):特開平3-125075
特許番号:特許第2934687号
出願日: 1989年10月06日
公開日(公表日): 1991年05月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】コントロールレバーに連絡するストライキングロッドにストライキングレバーを取付け、該ストライキングレバーの中間部からは上方に頭部が差出されかつ前後部からはカム山が差出され、更に該ストライキングロッドにはセレクト方向に固定されシフト方向に摺動可能とされたインターロックを支持せしめ、該インターロックには横杆と該横杆中央部から上方に延設される縦杆とからなるヤジロベー形のリバースブレーキカムを回動可能に取付け、該リバースブレーキカムの前部には該ストライキングレバーの前部カム山が干渉するフック形状が設けられ、後部には該ストライキングレバーの後部カム山が嵌入する戻し溝が設けられ、コントロールレバーをリバース側へセレクトした時、該ストライキングレバーの頭部は機枠に回動可能に取付けられ軸スプライン上のリバースアイドラーギアを摺動させるリバースレバーの作動溝に嵌入し、同時に該リバースブレーキカムの縦杆の頭部は機枠に回動可能に取付けられ前進変速段用フォークを介して主軸上のメインリバースギアを摺動させる前進変速段用シフターの作動溝に嵌入し、コントロールレバーをリバースへシフトする時は該ストライキングレバーがリバース側に摺動し、該リバースレバーを介して該リバースアイドラーギアがリバース側に摺動して入力軸上のメインインプットリバースギアに噛合し、同時にリバースブレーキカムの前部のフック形状が該ストライキングレバーの前部カム山に押しのけられて該リバースブレーキカムがボーク方向に作動することにより前進変速段用シフターを介してメインリバースギアはニュートラル位置からボーク側に摺動して前進変速段用シンクロ機構によりボークされ、該ボーク状態のメインリバースギアを介して該メインインプットリバースギアを停止させ、該停止状態のメインインプットリバースギアに該リバースアイドラーギアを噛合させることによりギア鳴り防止する機構において、更に該ストライキングレバーのリバース側への摺動によって、該ストライキングレバーの後部カム山が該リバースブレーキカムの戻し溝の前縁を押しのけ、該リバースブレーキカムがボーク解除方向に作動することによって該メインリバースギアがボーク解除方向に摺動し、該メインリバースギアのボークが確実に解除されてから該リバースアイドラーギアが該メインリバースギアに噛合するようにするために、該リバースレバーの作動溝とストライキングレバーの頭部との間に所定巾の間隙を設けることによって、該リバースアイドラーギアの摺動を該リバースブレーキカムの作動よりも遅らせるようにしたことを特徴とする手動変速機のギア鳴り防止機構
IPC (3件):
F16H 63/04 ,  F16H 57/12 ,  F16H 63/36
FI (3件):
F16H 63/04 ,  F16H 57/12 Z ,  F16H 63/36

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