特許
J-GLOBAL ID:201103025802769047

工作機械におけるコンロッドの位置決め保持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 落合 健 ,  仁木 一明 ,  ▲ぬで▼島 愼二
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-284431
公開番号(公開出願番号):特開2001-105258
特許番号:特許第4242984号
出願日: 1999年10月05日
公開日(公表日): 2001年04月17日
請求項(抜粋):
【請求項1】 コンロッド(41)の大端部(41a)および小端部(41b)がそれぞれ備える大径孔(42)および小径孔(43)の仕上げ加工を行なうための工作機械に設けられて、前記仕上げ加工を行なうにあたって、前記大端部(41a)および小端部(41b)を基準支持面(62,63)に当接させた状態で該コンロッド(41)を前記工作機械の保持枠(55)に位置決め保持するためのコンロッドの位置決め保持装置であって、 前記工作機械の基台(45)上には前記保持枠(55)が水平な回動軸線(64)回りに180°ずつ回動し得るように搭載されると共に、その回動軸線(64)を挟んで該保持枠(55)の一側には、作業者がコンロッド(41)の保持枠(55)への着脱操作を行なうための着脱位置(SH)が設定されると共に、その保持枠(55)の他側には、コンロッド(41)の前記仕上げ加工を行なうための加工位置(SP)が設定され、 前記小径孔(43)の内面の周方向複数箇所に当接して前記小端部(41b)を位置決めするロック状態ならびに小径孔(43)の仕上げ加工時に前記小端部(41b)の位置決めを解除して前記小径孔(43)から退避するアンロック状態を切換可能な第1位置決め手段(65)と、 前記大径孔(42)の内面の周方向複数箇所に当接して前記大端部(41a)を位置決めするロック状態ならびに大径孔(42)の仕上げ加工時に前記大端部(41a)の位置決めを解除して前記大径孔(42)から退避するアンロック状態を切換可能な第2位置決め手段(145)と、 前記第1,第2位置決め手段(65,145)により位置決めされた前記コンロッド(41)を前記基準支持面(62,63)側に押圧して該コンロッド(41)を前記保持枠(55)に保持し得るクランプ手段(66)とを備え、 前記基準支持面(62,63)と前記第1位置決め手段(65)と前記クランプ手段(66)とが、前記保持枠(55)の、前記着脱位置(SH)及び加工位置(SP)に臨む両側面に各々設けられ、 前記第1位置決め手段(65)は、小径孔(43)内面に当接し得る複数のクランパ(70)と、それらクランパ(70)を支持するホルダ(69)と、このホルダ(69)を、クランパ(70)の小径孔(43)内への挿入・離脱を可能とする第1の位置と小径孔(43)外に退避させる第2の位置との間で駆動する第1駆動部(78)と、複数のクランパ(70)を相互に近接・離反する方向に駆動する第2駆動部(79)とを有していて、ホルダ(69)が前記第1の位置にあるときに、第2駆動部(79)で複数のクランパ(70)を小径孔(43)内面の周方向複数箇所に当接するまで相互に離反方向に駆動することで前記ロック状態にすることを特徴とする、工作機械におけるコンロッドの位置決め保持装置。
IPC (1件):
B23Q 3/06 ( 200 6.01)
FI (1件):
B23Q 3/06 303 B
引用特許:
審査官引用 (3件)

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