特許
J-GLOBAL ID:201103026165691850

通信機器筐体等の扉用締め付けロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 守
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-304691
特許番号:特許第3062195号
出願日: 1999年10月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】 互いに対称に配置されるファスナー装置とヒンジ装置とによって構成され、回転可能に支持した扉1を筐体2に対して締め付ける扉用締め付けロック装置であって、ファスナー装置100は、筐体2に固着されるベース板101と、ベース板101に基端部を固定枢軸102によって連結される操作レバー103と、操作レバー板103の先端部背面側に突設したアーム部104に基端部を可動枢軸105によって連結される掛金レバー106と、扉1に固着され、掛金レバー106の先端部が係合するフック部107を有する受金108とからなり、操作レバー103の背面側に掛金レバー106と受金108を折り畳み収納した締め付けロック成立状態において、可動枢軸105が固定枢軸102とフック部107を通る直線上の死点を扉1側に越えた位置にあり、ヒンジ装置はヒンジ機構200と補助リンク機構266とからなり、ヒンジ機構200は、筐体2に固着される第1固定翼板201と、第1固定翼板201に基端部を第1固定枢軸202によって連結される第1可動翼板203と、第1可動翼板203の先端部背面側に突設したアーム部204に基端部を可動枢軸205によって連結される第2可動翼板206と、扉1に固着され、第2可動翼板206の先端部が第2固定枢軸207によって枢着される第2固定翼板208と、第3固定枢軸212によって基端部を第2固定翼板208に枢着され、先端フック部214がアーム部204の側面フック部215に係合する方向にバネ213によって付勢されたロックレバー211とからなり、ロックレバー211は扉1の側面1aに当接する基端面部17を有しており、第1可動翼板203の背面側に第2可動翼板206と第2固定翼板208を折り畳み収納した扉閉鎖状態において、可動枢軸205が第1固定枢軸202と第2固定枢軸207を通る直線上の死点を扉1側に越えた位置にあり、前記補助リンク機構266は、筐体2の前面側に水平に固着される第1ベース板250と、扉1の背面側に水平に固着される第2ベース板251と、第1ベース板250の前記第1固定枢軸202に近い方の端部に第1軸ピン252によって基端部を連結された第1リンク253と、第1リンク253と同長であり、第2ベース板251の前記第2固定枢軸207に近い方の端部に第2軸ピン254によって基端部を連結された第2リンク255と、第1固定枢軸202に対して第1軸ピン252よりも離間した位置において基端部を第3軸ピン256によって第1ベース板250に連結された第3リンク257と、第3リンク257と同長であり、第2固定数軸207に対して第1軸ピン254から、第1軸ピン252と第3軸ピン256の離間距離と同じ距離だけ離間した第4軸ピン258によって、基端部を第2リンク板251に連結された第4リンク板259と、第3軸ピン256よりもさらに第1固定枢軸202から離間して第1ベース板250の長さ方向に形成したガイドスロット260に、基端部のスライダーピン261を嵌められた第5リンク262とからなり、第1リンク253と第2リンク255の中間部同士を第5軸ピン263によって連結し、第1リンク253と第4リンク259の先端部同士を第6軸ピン264によって連結し、第2リンク255と第3リンク257及び第5リンク262の先端部同士を第7軸ピン265によって連結したものであり、ファスナー装置100の固定枢軸102と可動枢軸105間の距離をヒンジ機構200の第1固定枢軸202と可動枢軸205間の距離と等しく設定し、締め付けロック成立状態におけるファスナー装置100の可動枢軸105とフック部107間の距離を、ヒンジ機構200の可動枢軸205と第2固定枢軸207間の距離と等しく設定した通信機器筐体等の扉用締め付けロック装置。
IPC (3件):
H05K 5/03 ,  E05C 19/14 ,  E05D 3/06
FI (3件):
H05K 5/03 D ,  E05C 19/14 ,  E05D 3/06

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