特許
J-GLOBAL ID:201103026277055964

冷却方法、および冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 足立 勉 ,  田中 敏博
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-268781
公開番号(公開出願番号):特開2001-091091
特許番号:特許第4368012号
出願日: 1999年09月22日
公開日(公表日): 2001年04月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 湿気を吸着する際に発熱する一方、吸着した湿気を脱着する際に吸熱する吸脱着媒体を、気体の流通可能な流路内に配置してなる吸脱着構造物を構成して、複数の前記吸脱着構造物を主吸着部に割り当て、該主吸着部と同数の前記吸脱着構造物を冷却部に割り当て、さらに別の前記吸脱着構造物を補助吸着部に割り当て、該補助吸着部と同数の前記吸脱着構造物を再生部に割り当てて、 気体を前記主吸着部に流入させることにより、該主吸着部内の吸脱着媒体に湿気を吸着させるとともに前記気体の除湿を行い、前記主吸着部から流出した気体を前記補助吸着部に流入させることにより、該補助吸着部内の吸脱着媒体に湿気を吸着させて、さらに前記気体の除湿を行い、 前記補助吸着部から流出した気体から熱を奪って、当該気体を冷却対象となる気体とし、 該冷却対象となる気体を2つに分けて、その一方の気体を複数の前記冷却部の内の一つに流入させて、当該冷却部内の吸脱着媒体から湿気を脱着させることにより、前記一方の気体を加湿および冷却するとともに、その冷却された前記一方の気体と他方の気体との間で熱交換を行うことにより、前記他方の気体を加湿することなく冷却する冷却処理を実行し、 以後、前記冷却された前記他方の気体を新たに冷却対象となる気体として、複数の前記冷却部すべてを利用するまで前記冷却処理を多段階にわたって実行することにより、前記気体の温度を順次低下させ、 加えて、加熱した気体を前記再生部に流入させて、該再生部内の吸脱着媒体が吸着している湿気を脱着させることにより、該再生部内の吸脱着媒体を再生させ、 さらに、前記主吸着部において加湿された前記吸脱着構造物が前記冷却部となり、前記冷却部において脱湿された前記吸脱着構造物が前記主吸着部となるように、両吸脱着構造物を入れ替えるとともに、前記補助吸着部において加湿された前記吸脱着構造物が前記再生部となり、前記再生部において脱湿された前記吸脱着構造物が前記補助吸着部となるように、両吸脱着構造物を入れ替えることによって冷却能力を維持しており、 しかも、前記主吸着部と前記冷却部との入れ替えに当たって、前記主吸着部とされていた前記吸脱着構造物を、一旦加湿部としてから前記冷却部とするようにし、前記加湿部とした際に、前記再生部から流出する気体の少なくとも一部を、前記加湿部に流入させることにより、前記加湿部内の吸脱着媒体をさらに加湿する ことを特徴とする冷却方法。
IPC (3件):
F25B 17/08 ( 200 6.01) ,  B01D 53/26 ( 200 6.01) ,  F28C 3/08 ( 200 6.01)
FI (3件):
F25B 17/08 F ,  B01D 53/26 101 B ,  F28C 3/08 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭56-097522
  • 特開昭63-129228
  • 開放型吸着式空調機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-104863   出願人:大阪瓦斯株式会社
審査官引用 (3件)
  • 特開昭56-097522
  • 特開昭63-129228
  • 開放型吸着式空調機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-104863   出願人:大阪瓦斯株式会社

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