特許
J-GLOBAL ID:201103026329640291
セルロース構造体の酸化方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
青木 篤
, 石田 敬
, 古賀 哲次
, 中村 和広
, 小野田 浩之
, 齋藤 都子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-087693
公開番号(公開出願番号):特開2011-219551
出願日: 2010年04月06日
公開日(公表日): 2011年11月04日
要約:
【課題】一つの反応槽内で、セルロース構造体の酸化、洗浄、及び乾燥の全てを工業規模で実施することができるセルロース構造体の酸化方法の提供。【解決手段】以下の工程:(1)反応槽内に空隙を有する管状ホルダーの外周面にセルロース構造体をロール状に巻きつけたものを設置し、(2)前記管状ホルダーを回転させながら又は回転させずに、かつ、酸化触媒、ハロゲン化物、及び反応開始剤を含む水溶液を、該水溶液のpHを9〜12に維持しつつ、該管状ホルダーの内部から該空隙を通して、該ロール状に巻かれたセルロース構造体と接触させながら、放射状に、噴出及び/又循環させることにより、該セルロース構造体を、該セルロース構造体の置換度が0.01〜0.5になるまで、酸化し、(3)該水溶液に代えて洗浄液を噴出させることにより、該反応槽内で該セルロース構造体を洗浄し、次いでこれを乾燥させる、を含むセルロース構造体の酸化方法。【選択図】図2
請求項(抜粋):
セルロース構造体の酸化方法であって、以下の工程:
(1)反応槽内に、空隙を有する管状ホルダーの外周面にセルロース構造体をロール状に巻きつけたものを、設置し、
(2)前記管状ホルダーを回転させながら又は回転させずに、かつ、酸化触媒、ハロゲン化物、及び反応開始剤を含む水溶液を、該水溶液のpHを9〜12に維持しつつ、該管状ホルダーの内部から該空隙を通して、該ロール状に巻かれたセルロース構造体と接触させながら、放射状に、噴出及び/又循環させることにより、該セルロース構造体を、該セルロース構造体の置換度が0.01〜0.5になるまで、酸化し、
(3)該水溶液に代えて、洗浄液を、前記工程(2)と同様に、噴出させることにより、該反応槽内で、該セルロース構造体を洗浄し、次いで、これを乾燥させる、
を含む前記方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (8件):
4C090AA05
, 4C090BA24
, 4C090BA29
, 4C090BD36
, 4C090CA34
, 4C090DA10
, 4C090DA31
, 4C090DA32
前のページに戻る