特許
J-GLOBAL ID:201103026517843310

抗熱帯マラリア原虫スポロゾイト抗体の検出法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 正巳
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平1-116229
公開番号(公開出願番号):特開平1-321364
特許番号:特許第2692004号
出願日: 1989年05月11日
公開日(公表日): 1989年12月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】血液サンプル中の抗熱帯マラリア原虫スポロゾイト抗体を均一相で免疫-酵素的に測定する方法において、a)ヒト血液の同一サンプルの一定量2個を、該サンプルの一定量2個の一方についてのみ、予め、抗スポロゾイト抗体-合成抗原-酵素複合体の生成を完全に阻害する濃度の未酵素ラベル化合成抗原と混合した後、別個に、pH6.5ないし8.00のリン酸塩緩衝剤溶液中、濃度0.05%(重量/容量又は容量/容量)以上の非イオン系及び/又は弱陰イオン系界面活性剤存在下、温度15ないし35°Cで合成抗原-酵素結合体(ここで、合成抗原は被検サンプル中に存在しうる抗熱帯マラリア原虫スポロゾイト抗体と反応しうるものであり、酵素は呈色反応において触媒作用を発揮するものである)と反応させ、b)上記工程a)で処理したサンプルに、抗スポロゾイト抗体-合成抗原-酵素複合体を定量的に沈殿させうる不活性物質を最終濃度13ないし17%(重量/容量)で添加し、c)上記工程b)で得られた反応混合物から瀘過又は遠沈により沈殿物を分離し、d)該沈殿物を、前記不活性物質を最終濃度13ないし17%(重量/容量)で添加した緩衝剤溶液で繰返し洗浄し、e)得られた沈殿物を、非イオン系及び/又は弱陰イオン系の界面活性剤を最終濃度0.05%(重量/容量又は容量/容量)以上で含有するpH4.0ないし5.5の緩衝剤溶液中に、最終濃度3ないし5%(重量/容量)の不活性沈殿化物質の存在下又は不存在下で溶解させ、f)得られた溶液に、過酸化水素及び被検サンプルが陽性である際に着色生成物を生成する無色の酵素基質を添加し、最後に、分光測光によって色の強さを測定することを特徴とする、抗熱帯マラリア原虫スポロゾイト抗体の検出法。
IPC (1件):
G01N 33/569
FI (1件):
G01N 33/569 A

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