特許
J-GLOBAL ID:201103026542151342

液体吐出ヘッド及びこの駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 阿部 琢磨 ,  黒岩 創吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-085360
公開番号(公開出願番号):特開2011-213049
出願日: 2010年04月01日
公開日(公表日): 2011年10月27日
要約:
【課題】 流路の面を定義する壁面を有する樹脂からなる流路構成部材で被覆された導電層と、流路内のインクとの間に電位差が生じた状態で液体吐出ヘッドを駆動しつづけると、導電層の材料が溶出したりマイグレーション現象を起こすという可能性がある。【解決手段】 ヒータ704を駆動するための電位を供給する一対の第一導電層と、一対の第一導電層の一方と接続する第二導電層とを有する液体吐出ヘッド用基板と、吐出口703と流路の面を定義する壁面となる部分702aとを有し、第二導電層を覆うように設けられた樹脂からなる流路構成部材108と、からなる液体吐出ヘッド700を、第二導電層の電位と流路の液体の電位とがほぼ同じ電位となるように駆動する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
抵抗材料からなる抵抗層と、該抵抗層と接して設けられた一対の第一導電層と、前記抵抗層と前記一対の導電層とを覆うように設けられた絶縁層と、該絶縁層を覆うように設けられ、前記絶縁層を貫通して前記一対の第一導電層の一方と電気的に接続する第二導電層と、を備え、前記一対の第一導電層の間の前記抵抗層の部分を液体を吐出口から吐出するためのエネルギーを発生させる領域として用いる液体吐出ヘッド用基板と、 前記吐出口に連通する流路の壁面を有し、前記第二導電層を被覆するように前記液体吐出ヘッド用基板に接して設けられることで前記流路を構成する、樹脂からなる流路構成部材と、 を有する液体吐出ヘッドであって、 前記第二導電層と前記流路内の液体とが、ほぼ同じ電位となるように駆動されることを特徴とする液体吐出ヘッド。
IPC (1件):
B41J 2/05
FI (1件):
B41J3/04 103B
Fターム (7件):
2C057AF67 ,  2C057AF83 ,  2C057AG14 ,  2C057AG92 ,  2C057AG94 ,  2C057BA04 ,  2C057BA13

前のページに戻る