特許
J-GLOBAL ID:201103027498814041

巻取り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-536642
特許番号:特許第3388231号
出願日: 1999年03月15日
請求項(抜粋):
【請求項1】 紙ウェブ(1)を製造する抄紙機の巻取り装置であって、紙ウェブは巻取りドラム(2)に巻取られて紙リール(3)を形成し、巻取りドラム(2)はその端部にベアリングハウジング(4)を有していて、巻取り装置は、- 2つの下側スタンド部分(5)がレール(9)を備え、これに沿って巻取りドラム(2)がそのベアリングハウジング(4)により回動自在に支持されて移動して、- 2つの上側スタンド部分(7)がレール(10)を備え、これが空の巻取りドラム(2)の在庫を運び、- 表面巻付けドラム及び/又はベルトの形状の支持手段(11)を備え、これを越えて紙ウェブ(1)は走行し、同支持手段は下側スタンド部分(5)に配置されたベアリングハウジング(13)にて回動自在に支承され、- 1次装置は、巻取りドラム(2)をそのベアリングハウジング(4)にて運び及び保持するための掴み部材(33)を備えた2つの1次アーム(24)を含んでいて、同1次アーム(24)は、下側スタンド部分(5)のピボット軸を中心としてピボット自在に支承されると共に、巻取りドラム(2)を上側位置からレール(9)に隣接した下側位置へと支持手段(11)に沿って動かすアクチュエータ(28)を有し、巻取りドラム(2)に紙ウェブを巻付け及び初期の巻取りを行ない、- 2次装置は、巻取りドラム(2)をそのベアリングハウジング(4)にて掴むための掴み部材(21,22)を備えた2つの2次部材(20)を含んでいて、同2次部材(20)は、下側スタンド部分(5)上に移動自在に支承されると共に、巻取りドラム(2)をレール(9)に沿って動かすためのアクチュエータを有しており、1次装置の掴み部材(33)のそれぞれは、- 1次アームの上側取付部分(27)の支承軸(36)を中心としてピボット自在に支承された外側ロックアーム(34)を備え、- 外側ロックアーム(34)と同じ支承軸(36)を中心としてピボット自在に支承された内側ロックアーム(35)を備え、- 掴み部材(33)により支持された第1のアクチュエータ(44)を備え、同アクチュエータは外側ロックアーム(34)を支承軸(36)を中心として内側ロックアーム(35)に対してピボットさせることで掴み部材(33)を開閉するように設けられ、開いた位置では巻取りドラム(2)を受取って、閉じた位置では同巻取りドラムをベアリングハウジング(4)にて保持し、- ピボット自在に取付けられ、内側ロックアーム(35)と1次アーム(24)の上側取付部分(27)との間に延設された第2のアクチュエータ(45)を備え、この形態で、外側ロックアーム(34)と内側ロックアーム(35)と第1のアクチュエータ(44)とでピボット自在なユニットを構成し、第2のアクチュエータ(45)の作用を受けたときに、これが支承軸(36)を中心としてピボットして、巻付けドラム(2)上で大きくなる紙リール(3)と支持手段(11)との間の直線的荷重を調節することを特徴とする巻取り装置。
IPC (2件):
B65H 18/26 ,  B65H 19/30
FI (2件):
B65H 18/26 ,  B65H 19/30 Z

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